FILE191:色々足りない ページ47
『んっ…』
目を覚ますとさっきまでの頭の痛みと身体の怠さが無くなっていた。薬が効いたんだろうか。
『…ん?なんか手小さくない?』
『っ!?』
待って!?今めっちゃ声高かったぞ!?
『す、スマホ!』
私は咄嗟にスマホのカメラ機能で自分の身体を見た。
『うっそ!?幼くなってる!?え、あ、なんで!?』
アポトキシン飲んでなくない!?なんで身体縮むの!?
カプセルの色青だったし!
コンコンッ
『ヒッ!?』
突然扉を叩く音がしてそこを見つめた。
「Aくん起きたか?入るぞー?」
『え、あ、待っ』
「え、誰じゃっ!?Aくんは何処にって…もしかしてAくんか!?」
博士が驚いた。
驚きたいのはこっちなんですけど!?
『は、博士…これは一体…』
「Aくんの身体が…縮んでる…」
「ちょっと一緒に来てもらってもいいかの!?」
『え!?あ、はい』
『えっと服は…』
「ああ!そうじゃった!そのままで構わんよ!」
『そ、そうですか…』
いいのか、それで。まあワンピースみたいだしいっか…。
玄関先で気が付いた。
『あの…靴はどうしましょう…』
流石に裸足で歩くのはちょっと…。
「ワシが運んでいいなら済むんじゃがな…」
『あ、じゃあ申し訳ないんですけど運んで貰って良いですか?』
「もちろんじゃよ」
大丈夫かな、ギックリ腰とかならない?
『…私持ち上げた時にギックリ腰にならないで下さいね?』
「そこまで弱くないから大丈夫じゃよ!」
そして私は博士の背に乗り、博士の家へと向かった。
662人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なみ太郎(プロフ) - みおみおさん» ありがとうございます!これからも頑張りますね! (2021年12月27日 19時) (レス) id: 25695a5dd6 (このIDを非表示/違反報告)
みおみお(プロフ) - この作品を読んでて凄く楽しいです‼︎ これからも更新頑張ってください( ◠‿◠ ) 応援してます! (2021年12月27日 16時) (レス) @page34 id: 96379735bf (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - 夜野月さん» コメントありがとうございます!はい!無理なく頑張りますね! (2021年12月7日 4時) (レス) id: 25695a5dd6 (このIDを非表示/違反報告)
夜野月(プロフ) - 楽しすぎて一気見してしまいました!この世界に行けたら楽しそう〜。無理なく投稿頑張ってくださいね! (2021年12月7日 0時) (レス) id: b37fe5bf02 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - ゆうみんさん» コメントありがとうございます!これからも頑張りますね! (2021年12月6日 22時) (レス) id: 25695a5dd6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:なみ太郎 x他1人 | 作成日時:2021年11月25日 0時