この世界の人達は強引すぎる4【名探偵コナン】

FILE160：おかしい ページ16

「それにしてもAさんのその水着、本当に似合ってますね！Aさんらしいというか」


『そうですか？ありがとうございます！』


「その水着この前蘭さん達と買いに行った時の物ですよね？Aさんが選んだんですか？」


『え？…あの日の帰り道にコナンくんに選んで貰ったって言いませんでしたっけ…？』


「え？いいえ、言われてませんけど…」


『え？』



どうゆう事？確かに言ったはずなんだけど…。



「それにあの日の帰り道って、どういう事ですか？」


『え？水着買ったその日に安室さんに会って…家まで送ってくれた時ですよ？』


「…その日でしたらポアロで会った時以外Aさんには会ってませんよ？」


『え？』


「…それって本当に僕でしたか？」


『え、は、はい…見た目も声も安室さんでしたけど…』



え、まさかベルモットの変装？え？何の為に…。私と接点ないけど…、あ、いや、一回だけ会ったっけ。



「そうですか…」



「まさかベルモットが…でも一体何の為に…」ボソ



『あ、あの、安室さん？』


「あ、すみません。考え事してました」


『いえ…大丈夫ですけど…』



今安室さんボソッとベルモットって言ったよね？かなり小声だったけど聞こえたよ？



「おや、安室さんとAさんようやく戻って来ましたね」


『あ、沖矢さん！』


「すみません。用事が出来たので、彼女をお願いします」


『え、安室さん？』


「ええ、分かりました。何の用事なんですか？」


「貴方には関係のない事ですよ」


「おや…そうですか」


「Aさんすぐ戻りますから」


『え、はい…』





安室さんはそう言うと離れて行った。

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