この世界の人達は強引すぎる4【名探偵コナン】

FILE164：ビーチバレー ページ20

『蘭ちゃーん！園子ー！コナンくーん！』


「あ！Aさん来た！」


「A姉ちゃーん！」


「Aー！」



ああ…癒しだ…。
私はコナンくんの浮き輪に掴まった。



『めっちゃ楽しい！』


「ねえ！この後ビーチバレーしましょう！」


『あ！いいねぇ！ビーチバレー！』


「そうと決まれば早く行くわよ！」



私と園子達が浜へ上がると蘭ちゃんがビーチボールを用意してくれた。

準備早いな。


「おや、ビーチバレーですか？」


「安室さん！安室さんも良かったらやりませんか？」



園子がちょうど戻ってきた安室さんに声をかけた。



「ええ、もちろん！沖矢さんもやりますよね？」


「あ、いえ、私は…」


「おや、まさか負けるのが怖いんですか？」


「…まさか。そこまで言うんでしたら参加いたします」


「無理しなくて良いんですよ？沖矢さんは日陰で休んでいて下さい」


「ここまで喧嘩を売られたら買うのが男でしょう？」


「ホォ…？面白い」



うわぁ…ドンパチしてる…



「じゃあ、私とコナンくんは審判しようか」


「そ、そうだね。蘭姉ちゃん」


『えっと…チームはどうする？』


「そうねぇ…」



私的には沖矢さんにしようか安室さんにしようか凄く悩みどころ…。え？なんでって？

…そりゃあ、沖矢さんとチームになったら後ろ姿とか至近距離で見れるけど、安室さんのチームになったらボールを打つ沖矢さんが見れる…。どっちもいい…。ああ、素晴らしい。



「＿＿さん、Aさん！」


『はっ、あ、すみません！なんですか？』


「私とチーム組みませんか？」


『チームですか？勿論！良いですよ！』


「よかった…断られたらどうしようかと」


『そんな事しませんよー！』





よっしゃぁあああ！！て事で沖矢さんとチームを組む事になった。

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