FILE81:怪我をした ページ33
『っ〜…』
「だ、大丈夫ですかい!?」
うぅ…これは足捻ったか?別にヒールとか履いてるわけじゃないのに…
『足…痛いっ…』
「足ですかい…?ちょっと失礼します」
ウォッカが私のズボンの裾を捲り足首を触る。
『痛っ!?』
「ここですね…。恐らく足首を捻ったんでしょう。病院まで送りますぜ」
『え、でも迷惑じゃ…』
今の所ジンは居ないけど…もしかして今は一人なのか?
「車があるんで大丈夫ですぜい!」
『え、あ、そうなんですか…?』
「はい!あ、じゃあ運びますね!」
『え?うわっ!?』
そう言うとウォッカは私を横抱きにして持ち上げた。
「す、すいません!嫌でしたかい?」
『い、いや、あの。いきなりでビックリしただけです…』
「そうでしたか、よかった」
なんだ、この神対応。ウォッカってこんないいやつなん?
そう考えていると、近くに止めてあった黒いポルシェのドアを私を横抱きにしながら開けた。
え、重くない!?てかそれ難しくない!?一旦降ろした方がいい時もあるのに!
ウォッカはそのまま私を後部座席に乗せた。
扉を閉め、ウォッカが運転席へと回る。
ガチャっと運転席へと座るウォッカ。
「すいません兄貴!」
「…かまわねぇよ」
『え』
待ってジンいたの!?座席で全然見えなかった。
「かかりつけの病院とかありますかい?」
『え、えっと…米花中央病院です…』
まあ一回行っただけだけど。
「わかりやした!」
そう言うとウォッカは車を発進させた。
「…おい小娘。名前は?」
急にジンに話し掛けられた。
『へ?あ、Aです…』
「ふ…そうか。覚えといてやる。俺はジンだ。覚えとけよ?」
『は、はい…』
えー、なに。怖。
「俺はウォッカっていいます!」
『あ、よろしくお願いします…』
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なみ太郎(プロフ) - みみさん» ホントですか?私結構黒の組織のジンニキ好きなんですよね!今のところ誰に落ちるかは小説の進み具合で決めてますが、一応は赤井さん落ちです!まあまだ未定なんですけど笑笑 上手く最終回書けたら次は安室さんその次はジンニキ行こうかなとは思ってます! (2021年10月11日 0時) (レス) id: b1f8f6f1b3 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - まってぇ、ジンニキも素敵〜黒の組織堕ちしちゃう (2021年10月10日 14時) (レス) @page37 id: a5001f70e4 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - みみさん» コメントありがとうございます!ウォッカイケメンに書いてます笑笑! (2021年10月8日 18時) (レス) id: b1f8f6f1b3 (このIDを非表示/違反報告)
みみ(プロフ) - まって、ウォッカイケメンすぎる純粋な優しさしゅき (2021年10月8日 12時) (レス) @page33 id: a5001f70e4 (このIDを非表示/違反報告)
なみ太郎(プロフ) - みーさん» コメントありがとうございます!応援ありがとうございます!これからも更新がんばりますね! (2021年10月8日 9時) (レス) id: b1f8f6f1b3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:なみ太郎 x他1人 | 作成日時:2021年9月18日 15時