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「私の事で悩んでたの？」
意外。
太一、私のこと考えてくれてるんだ。
…最近は私のこととか、
眼中にないように見えたから…。
「……ああ、俺はこのままリア充として浮かれててもいいのだろうか。みたいなことぼやいてた」
「そうなんだ……」
「ああ、アイツ真剣に悩んでたよ。
太一は確かに今すごいバレー気合 入ってるし…。
その邪魔は、したくないよな」
「うん、そうなの」
「……あと、俺は…あんまり強く言えないけどさ。
酷いこと言ってもいい？」
「…いいよ」
「チームメイトとしては…、太一の邪魔してほしくないと思ってる。
彼女がどうとか言ってるやつが、100％を発揮できるわけがない」
「……」
「試合中に彼女のことがチラついてました。なんて、集中力に欠ける。
部活と彼女とかを割り切れなくて、雑念にしかならないんなら、そういうの、いらないと思う」
「……………あはは、部員からしたら…。
そう、なるよね」
「…あくまでこれはチームメイトとして、な？
別に 須藤に別れてくれって思ってるわけじゃないし、割り切れるなら それに越したことはないんだけど…。
ただ…、こればっかりは太一自身の問題だからな。
俺はむやみに関与できない。自分で解決させてもらうつもり」
と、そこまで話していたら
チャイムが時間の流れを知らせる。
「あ、ホームルーム始まる。
じゃ、須藤。あんまり思い詰めるな。
太一の方にも影響するから」
白布君は表情を変えず、淡々としていて
自分の席に戻っていった。
おらー、席つけー。日直、号令。
きりーつ、 きをつけ、 礼。
おねがいします。
いつも通りの光景が今日も目に映る。
白布君大人だなぁ。
しっかり客観的に物を見れるんだ。
私がもっとしっかりしてたら、
太一の重りには、ならないんだろうな。
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佐佐木 燈夏(プロフ) - 宇 多さん» お好みのお話でしたか、大変嬉しいです！＼(^0^)／お気遣いまで…、ありがとうございます！きちっと完結させますので、それまでよろしくお願いします〜！m(_ _)m (2018年9月18日 22時) (
レス) id: e40b23aa69 (このIDを非表示/違反報告)
宇 多(プロフ) - コメント失礼します。こういう展開が個人的にとても好きな上、太一が凄く好きだったので見つかって嬉しいです。暑い日が続きますがお体には気をつけて、更新を楽しみにしております(*´ｰ`*) (2018年8月15日 18時) (レス) id: 0eebc288f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐佐木 燈夏 | 作成日時：2018年4月7日 0時
