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そして、実質15分ほど過ぎた頃であった。
体感的には、30分経ったのでは。
と思うほどであったが…。
「えぇ、本当かー…？」
「馬鹿！ 来てるに決まってるだろ！」
「冷たいヨネー、早く行ってあげなよー！」
「今日冷えるしな、こんな中待ってたら風邪ひいちまうぞ！」
「人を待たせているのか。
なら早く行ってやるといい」
やんや やんやと、声が聞こえてきた。
何だろう。と顔をあげてみると、
男バレ部員の方々。
しかもその先頭には、白布君に
怒られながら背を押される太一がいた。
「……っ、 太一…！」
かじかんで動かない足に鞭打って
立ち上がる。
すると、
白布君が私を見つけ、太一の鞄の紐を
引っ張り、こちらへ歩いてくる。
「おら、ほらみろ太一。
やっぱ待たせてんじゃねーか」
「本当だ…、いや待たせたっていうか…」
白布君は、じゃ、須藤あとよろしく。
みたいなことを言って、
牛島さんとかいう3年生の隣へ
高速で戻っていった。
「A、帰ってなかったのか？」
「……うんっ、ごめんね。
今日一緒に帰ろうって言ってなかったのに」
「いや、いいんだ。
寒かったろ、帰ろうか」
「…うん」
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佐佐木 燈夏(プロフ) - 宇 多さん» お好みのお話でしたか、大変嬉しいです！＼(^0^)／お気遣いまで…、ありがとうございます！きちっと完結させますので、それまでよろしくお願いします〜！m(_ _)m (2018年9月18日 22時) (
レス) id: e40b23aa69 (このIDを非表示/違反報告)
宇 多(プロフ) - コメント失礼します。こういう展開が個人的にとても好きな上、太一が凄く好きだったので見つかって嬉しいです。暑い日が続きますがお体には気をつけて、更新を楽しみにしております(*´ｰ`*) (2018年8月15日 18時) (レス) id: 0eebc288f3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐佐木 燈夏 | 作成日時：2018年4月7日 0時
