検索窓
今日:19 hit、昨日:13 hit、合計:131,469 hit

ページ10

「うわー懐かし。俺あんま覚えてないかも。松田すごいね!」

「あったりめーだろバーカ。」

「馬鹿じゃないし!」


またわちゃわちゃと始める二人組を無視して、課題に取り掛かる。


「ねーねー俺と松田どっちが頭良さそうと思う?」

『強いて言うなら松田さん。』

「えーーーまじでーーー??」

「俺に勉強教えて貰ってる時点で分かりきってんだろーがよ。」

『でも世渡り上手っぽいのは萩原さん』

「えーーーやったーー!!」


ソファの上でガッツポーズをとる萩原さんと、その手をべちっと叩き下ろす松田さん。

そして猫のような目で私をジロっと見た。


「異議ありだA。俺の方がモテる」

「俺だってモテますぅー!だいたいさぁ、世渡り上手ってそういう問題じゃないじゃん?じんぺーちゃんに足りない愛想の話じゃん?」

『あーソウデスネー。二人ともモテるキャーイッケメェーン!……はい、ということで勉強させてください。』

「おまっ、」


私の超絶適当な返しに松田さんが不服そうな顔をした時、ガチャ、とドアが開いた。


「はいはい、Aの勉強の邪魔するんじゃない。」


わしゃわしゃと髪をタオルで拭きながら景光さんがリビングに入ってきた。
その声に二人がはーい、と声を揃えた。いや、ほんと仲良しかよ……。てか、


『圧倒的お母さん力……バブみを感じる。』

「いや止めろせめてお父さんにしてくれ」


しかもバフみってなんだ?と呆れたように笑う景光さん。いや、家事もしてくれるし料理うまいし……え……ママって呼んでもいいですか?それか嫁にしていいですか!しないけど!

( 19 )ナイトメア爆誕→←( 18 )バブみとは



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (634 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1574人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

むう(プロフ) - 続き楽しみです! (10月6日 23時) (レス) id: 0b84ecb32f (このIDを非表示/違反報告)
うたプリ大好き?(プロフ) - 完結になっていますが、これで終わりなのでしょうか? (6月15日 15時) (レス) @page12 id: de2c41cb59 (このIDを非表示/違反報告)
みづき(プロフ) - 続き楽しみに待ってます! (2022年11月25日 19時) (レス) @page12 id: 48cafece7d (このIDを非表示/違反報告)
景璃(プロフ) - お、終わりですか!???!(´TωT`)可能であれば続き待ってます! (2022年3月15日 5時) (レス) @page12 id: 0eef4a91ab (このIDを非表示/違反報告)
- とっても面白いです。続きを楽しみにしてます。 (2021年12月8日 20時) (レス) @page12 id: 2e973fc2c9 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:もちチーズ | 作成日時:2019年3月25日 0時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。