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いやーもう吹っ切れたわー。
盗聴器って。ねえ。気軽に仕掛けるもんじゃないからふつうにプライバシーの侵害だから。
『どういうつもりですか？』
ピキ、と二人が固まる。コナンくんが慌てたように笑顔を取り繕った。
「なんのはなし？元から入ってたんじゃないかなぁ？」
……ボロボロすぎてもはや何かわかんないけど。
そう呟くコナンくんに、キョトンとした顔でそうですねと言う安室さん。
『私が目線を外にやった瞬間に上着の右ポケットから出したソレを姿勢を軽く直すふりをして私の鞄に忍び込ませましたよねああでももしかしたら気の所為ですかねーだって犯罪ダメとか言っちゃう方がー、そんなことしませんもんねー？』
二人が目を見張る。
まあ完全に外向いてたもんね。そんなんに気づけなくて光の速さに勝ったり見えない糸避けまくったり出来るかってんだよー。
あー別におこじゃないけどー。そっちがそのつもりならこっちもそれなりの態度取らせてもらうぜ！ほれ、テッテレーン、覇王色の覇気ィー！
＊＊
ピリ、と空気が張り詰めた。
竦む体を自覚しながら、なんなんだこの女は、と目の前のへらりと笑みを浮かべるAを見つめる。
急に身を纏う雰囲気が変わった。圧倒的な、強者のそれ。逆らうな、と本能が叫ぶ。だがしかし安室だって伊達に公安警察やってない。修羅場なんて死ぬほどくぐり抜けてきた。
「……何者ですか。」
『普通の女子大生ですよ？』
うそだ。普通の女子大生は強盗に刃物を向けられてあんなヘラヘラできないしあんな化け物じみた動きはできないし俺の動きに気づけないし盗聴器を粉砕したりしない。それに、こんな、こんな人を威圧できるものか。
スラリとした細身の体に、綺麗な顔。
だからこそ、組織と絡めて考えてしまう。
コナンも安室も固まる中、ふいにAが『うげ』と声を上げた。その瞬間、体の強張りがとれ、Aの持つ雰囲気も普通のそれになった。
窓の外に素早く視線を走らせたAは、こちらを向いた。
『あの、店員さんですよね？』
「……ええ。」
何だ急に。そう思ったが、先ほどの威圧間はどこにいったのやら、申し訳なさそうに女が頭を下げる。
『すみません、お会計お願いします！お釣りいりませんので！』
千円札を置いて立ち上がったA。いかせるかと引き留めようとした瞬間、こちらが立たないと出れないはずなのに、スルリと目の前からいなくなった。
「「……は？」」
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コリー - こんにちは！いっっつも見させていただいています！！（四週目）コナン編も、ワンピース編も、、、もう。この作品を描いて頂いて本当にありがとうございました！DS時代から見ていて、やっとTwitterをフォローできるようになりました！フォロー失礼します！！！ (2021年3月27日 13時) (
レス) id: e7c1f8a4e5 (このIDを非表示/違反報告)
こりー - こんにちは！いっつも楽しく読ませていただいています！（四週目）DSの頃から読んでいて、やっとスマホでみれて、Twitterをフォローできるようになりました！！こんな素敵な作品を作ってくださりありがとうございます！！！ (2021年3月27日 13時) (レス) id: e7c1f8a4e5 (このIDを非表示/違反報告)
鬼灯 - 44pの蘭が欄になってるよ (2019年5月1日 23時) (レス) id: c9fba58961 (このIDを非表示/違反報告)
緋真 - もちチーズさん» 普段運転してますが、一度目は全然気づきませんでしたよ。気づけてよかったです。もちチーズさんの作品全部大好きです。ほかの作品も読み返しつつ、気長に更新お待ちしてます。頑張ってください！ (2019年2月20日 9時) (レス) id: 84b82eb61d (このIDを非表示/違反報告)
もちチーズ(プロフ) - 緋真さん» ご指摘ありがとうございます！！すいません、そうですね(^^; 車のことあんまりわからないので、ご指摘いただけて助かりました。 本当にありがとうございました！ (2019年2月19日 22時) (レス) id: f92a4b6f45 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もちチーズ
| 作成日時：2019年1月14日 12時
