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｢そういうおまえは、弟子のくせに師匠に逆らうのかよ。｣
｢…………｣
ニヤニヤといつものいやらしい笑を浮かべ、私を見つめる。私はただただ師匠を睨み続けた。
｢陽介、狙撃手を片付けろ。｣
｢オッケー。｣
賢くんを叩きに行こうとする陽介を、藍は追う。そこで私達は一旦別れた。
暫くの間、距離を置きつつ膠着状態が続いていると、空を勢い良く一筋の光が走り抜けていった。黒トリガーには
また誰かが緊急脱出したのを確認して、少しだけ私達の士気が上がる。担当した分はきっちりこなさなければ、と私達は動き出した。
充くんと三輪さんがアステロイドで撃ち合う。私はそれに弾数で援護しつつ建物の陰へと移動する。准くんは正面の道へと突出して来た三輪さんと師匠の二人をメテオラで攻めた。
師匠が准くんにバイパーで追撃をするために大きく動き両手を使用しているので、私がハウンドで横槍を入れる。ぎりぎりで避けられたので当たらなかった。
バイパーの前に仕込んでいたらしいハウンドが准くんの方へ向かって行ったので、私がシールドを彼の横に展開して防ぐ。准くんにお礼を言われたので小さく頷いておいた。
しかしそこで油断をしてしまい、准くんの左足と私の右腕に
｢よしよし、足が止まったな。シールドごと削り倒してやる。｣
先程の場所で蹲ってしまった准くんに、師匠が物凄い弾数のアステロイドを撃ち込む。しかし、当たる直前で准くんが消えた。
｢出水後ろだ!!｣
背後に回り込んだ准くんは、一定距離離れた充くんと共に師匠へと止めどなく弾を放つ。一瞬の隙を利用して逃れた師匠を見て、射撃を止めた。
試作トリガーのテレポーターによる師匠の背後へのテレポートからの
刹那、建物の窓から飛び出て来た陽介と藍に向かって師匠のアステロイドが飛んで行く。出遅れた、直接カバーしに行くのは不可能だと判断したので、私もアステロイドで弾を相殺した。
｢横から相殺とか変態かよ、我が弟子よ。｣
｢うるさい馬鹿師匠。｣
互いに悪態をつきながら弾を撃ち続ける。弾が止んだ途端、充くんの頭が吹き飛ばされた。
ラッキーアイテム
イーグレット
人物
宇佐美栞
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谺(プロフ) - 柊那さん» コメントと応援ありがとうございます!!なるべく更新できるようにします!!これからもよろしくお願いします!!! (2017年11月13日 7時) (
レス) id: c320ec1387 (このIDを非表示/違反報告)
柊那 - とても面白いです！これからも更新頑張ってください(´∀`) (2017年11月13日 5時) (レス) id: 6886eff87c (このIDを非表示/違反報告)
谺(プロフ) - りんださん» ありがとうございます！！最低でも週一か二で更新できるようにがんばります！！！！ (2017年7月29日 21時) (レス) id: 691a812145 (このIDを非表示/違反報告)
りんだ(プロフ) - すごくおもしろかったです！！更新頑張ってください！！ (2017年7月28日 19時) (レス) id: 2c7e01cd57 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：谺 | 作成日時：2017年6月13日 21時
