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家に帰ってすぐ。
探すのは志乃から渡されたディスクの存在。
出かけていた静哉もとっくに帰っていた。
ようやく見つけ出しパソコンに繋ぐ。
ディスクの中にはたった１つのフォルダ
”飯田今年度後期”
と題されたフォルダをクリックする。
”今からまた仕事？”
なんて声をかけてくる静哉に
返事をする余裕も無い。
胸の奥、胸騒ぎに近いドキドキが
私を襲う。
少し震える手でを確認していく。
その中でさらに３つに分けられたフォルダたち。
最初の一つには今日、昼間見たプレート。
いや、それよりももっとたくさんの写真たち。
私がコーディネートした服を
着飾ってポーズをとる�陲気鵝�
この中は様々な表情をする彼で
埋め尽くされていた。
白黒なのにはっきりわかる彼の表情。
キリっとした表情に
少し照れて下を向く顔。
オールバックの彼に
妖艶な横顔。
そのどれもが私の知ってる
釣り人の�陲気鵑任呂覆�て
モデル�霤朕鰺気世辰拭�
いくつもの写真を見ながら
自然と溢れ出す涙。
こんな表情するんだ。
こんな髪型も似合うんだ。
第三者の手によってより一層
カッコよくなった�陲気鵑六笋領涸�を
どんどん壊していく。
モデルの身長も見た目も教えられないで
決めたコーデ。
それなのにこんなに着こなして
正直やめて欲しい。
もっともっと好きになっちゃうから。
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作者名：めいろ | 作成日時：2018年5月29日 17時
