___154_望 ページ4
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「それ言われたら
なんも言い返せんへんけど……」
「(笑)
だからな？難しく考えすぎやねん。
のんちゃんは特に。」
「……そうか……」
「めっちゃ変な話、死ね言われたら
ほんまに死ぬんか？
って話と一緒やこんなん。」
「それは全然違うけど(笑)」
「まぁ、それぐらい単純に考えても
いいんちゃうってこと。」
.
さすが俺らの最年長やなって思った。
ちょっと極端やけど
意表を突いてて
ほんまに欲しい答えをくれる。
.
「あとな、俺�陲舛磴鵑鳳海弔い拭�
告白したって。」
「あー嘘はあかんなぁ。
その嘘ついたことで余計悩んでんねやろ？」
「おん………」
「まぁ�陲舛磴鵑狼�してくれると思うで？
あいつ単純脳やからな(笑)
多分ヘラヘラしてるやろ(笑)」
「怒られへんかな。」
「怒らへんやろ。
俺やったら怒るけどな(笑)
まぁその前に俺なら嘘つかんでいいように
告白してるけど(笑)」
「嘘や(笑)
告白もしたことないくせに(笑)」
「うっさいねん(笑)
もしもの話や！(笑)」
.
淳太と話して
めちゃくちゃ気持ちが軽くなったんや。
それにこの何年か、自分がいかに
堅苦しく生きてるかを思い知った。
.
「淳太そんなこと言ってたん(笑)」
「改めてごめんな。色々……」
「だから謝らんでいいねんて！
単純に好きになった子が一緒やっただけやろ？
まぁそれが問題なんやけども…」
.
ずっと知らんかった。
�陲舛磴鵑�悩んでることも
淳太に相談してたことも。
.
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作者名：めいろ | 作成日時：2018年5月29日 17時
