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受け取ったディスクに視線を移す。
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「なんかの作品？」
「うーん…見ればわかると思う。
ちょっともしかしたら泣いちゃうかも
しれないんだけど…」
「……えぇ、わかったぁ。」
「それ見たら全部わかるから。
さっきのAの質問の答え。」
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少し不気味な言葉ではあったが
さっきとは違ってしっかりと目を見て言う志乃に
頷くしかなかった。
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緊張した空気のまま志乃と別れ
家に帰る。
静哉はまだ帰ってなくて
寒い部屋だけが私を迎える。
暖房を入れぼーっとソファに座る。
私の頭に浮かぶのはさっきの志乃の言葉。
突然�陲気鵑力辰�出たことにも驚いたが
それよりも気になるのは最後の言葉。
私の質問の答えってなんだろう。
中を見ればわかること？
考えてないで確認すればいい話なのに
志乃の表情が邪魔をする。
さっき志乃にした質問。
本当に自分は知りたいことなんだろうか？
ただ気になっただけ。
軽く聞いただけじゃない？
知ってしまったら
ダメなことなんじゃないだろうか。
そうこうしてるうちに
静哉が帰ってきてしまった。
夕飯の準備をするため
この件については置いておくことにした。
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作者名：めいろ | 作成日時：2018年5月29日 17時
