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結局寝室に行けたのは明け方。
２時間後には静哉を起こさないといけない。
少しだけでも休もうと
ベッドに入った。
今になると色々冷静に考えられる。
なんであんな狂ったように泣いたんだろう。
なんで突然思い出したりしたんだろう。
考えれば考えるほど冷静な自分がいる。
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「……なんか目腫れすぎちゃう(笑)」
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その日の朝起こした静哉の言葉で
あ、やっぱり泣いたんだ
なんて思えるぐらい冷静だった。
彼を送り出してようやく気づく
部屋の静寂感。
やっぱり冬は苦手だ。
一人が寂しいなんてこれまでの人生
思ったことなんて一度もなかったのに。
静かな部屋で一人朝食を済ます。
そろそろ時間だと立った時
志乃からの連絡が来てたことに気づいた。
”ランチしよ♪”
その内容を見て冷えた心が少し温まる。
昼前に連絡を入れる約束をして
冷え切った部屋を出た。
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作者名：めいろ | 作成日時：2018年5月29日 17時
