検索窓
今日:28 hit、昨日:2 hit、合計:56,988 hit

家族 ページ24

樹「あなたの生んだ娘ですよね。

なのに良くそんな軽くできますね。

彼女は、華愛は、自分のやりたいことを見つけてそれをやった。

だけど、だけど!


お前らは、華愛に全てを押し付けていた」


「妹さんだってそうでしょう?

華愛がいなくなってよかったよね?

だって、嫌われてたんだもんね!

成績優秀。なんでもできる姉に嫉妬してたんだもんね?

だから、いなくなって、いや、違う道を進むことになって、親たちと華愛の間に亀裂が入った時に、割り込んだんだもんね?

悪いねぇ、

華愛はあなたに優しくしてもらってたんでしょう?

そのことに対して、何も思ってなかったってこと?」

「お前ら両親だってそうだよ。

なんだ?華愛は、成績がよかった。

なんでもできた。

でも妹さんに対しては冷たかったんだよな。

いない存在だったんだろう?

それは、妹さんに深い傷を負わせたことがわかってるのか?

華愛は、妹の存在しか話さなかった。

なんで妹だけだと思う?

それは、華愛が妹といた時が楽しかった。

存在しか話さなかったけど俺はそう感じた。

それに対して親のことは話さなかった。

相当酷いことしたんだろうなぁ。

親のくせに。」

妹「お前に!!!!


お前に何がわかるんだよ、!」

妹「いつも、いつも!お姉ちゃんだけ特別扱いされて!

学校では比べられて!

居心地が悪すぎた、!

そんな時に姉が優しくした。


正直、うざかったわよ笑笑」

「でも、お姉ちゃんは、部屋で遊んでくれた。

私の欲しいものをお姉ちゃんが欲しいって言って、買ってもらって、私にくれた。」


「嬉しかった。



いなくなったのは、悲しかったけど、私が愛されるって、思った。」

「ごめんなさい。



本当にごめんなさい。



私に優しくしてくれてありがとう、




本当は、大好き。」

樹「だってよ。お前らは何も言わねぇのか」


母、父「………………………………………………」」



『私も、ごめんね。


何もできなかった。




でも、私も大好き。』


樹「こんなクソなところに居たくねぇ。

帰るぞ。」

『え、ちょ。樹、』

結婚式→←パーティー



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
84人がお気に入り
設定タグ:藤原樹 , 紅一点 , THERAMPAGE
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:mei | 作成日時:2018年1月2日 1時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。