今日の放課後も保健室の先生と3【桃】

story97 ページ6

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Aside









莉犬「無理に話す必要ないよ。俺もさ過去に
すんごい辛い時あって親とかクラスの奴らに
何があったの？って嫌になるほどすんごい
聞かれてムカついた時あってさ。うるせぇよ！って
叫びたくなったよね笑
でもその時1人の女の子がさ、『そっとしておいて
あげようよ』って怒ってくれて。
その女の子に一目惚れしたんだ。
でも保育園の話だから誰か忘れちゃったんだ
けどね笑」









莉犬くんこちらを見ずに天井を見つめてそう語る










『莉犬くんの初恋は保育園の時かぁ...
初々しいね笑』

莉犬「だねぇー笑 あ、話逸れちゃったけど」

『うん』

莉犬「だからさ、Aの今の気持ち、
ちょっとわかるよ。こういう時って人がそばに
居てくれるだけで良いんだよね。
なんか安心するって言うかさ。だからさ、」









莉犬くんが手をのばして私の頭に優しく触れ、

私の頭を莉犬くんの肩に乗せる。









莉犬「落ち着くまで2人で休んでよ？(ニコ)」









悪戯っぽく二カッと笑う莉犬くんは最高に

かっこよかった。








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