【さかうら】赤と緑さんの日常【短編集】

【リク】作戦成功。【あーるｽﾚｽﾚ?】 ページ39

｢…ﾌﾞｸﾌﾞｸﾌﾞｸ｣


顔の半分まで湯船につかってる


あー…むりむりむり


さっきお風呂に入る時に鏡越しに見えた
赤くなった顔は、完全に坂田さんのせい。




〜数分前〜


んー…明日、放送しよーかな〜…

とか、考えながらスマホをいじってるとお風呂から坂田があがってきた


｢お風呂ええよ〜｣


｢んー｣



…ここまでは良い。うん。ここまでは良い。


問題はこの後



｢うらさん、後で僕の部屋来てな？｣


ボソッと低い声で囁いて、にやりと口角をあげると
｢んじゃぁね〜｣といつも通りの坂田に戻って
自分の部屋へ向かっていった



…もう、逃げられないのは確定。

赤い顔は、長風呂のせいにさせようと決め
俺は風呂を上がって、坂田の部屋に向かった


ｶﾞﾁｬ


｢坂田…？｣


｢あ、上がったんやね。おいで｣



ベットの上に座っていた坂田の膝の上に座らされる



｢なに？どした、の…｣


｢ふふっもう顔真っ赤やん、可愛ええなぁ｣


｢うるせぇ、ニヤニヤすんな…！//｣



あーもう、心臓が煩い！やかましい！！



｢ね、今日はうらさんが動いてよ｣


｢…へ？//｣


｢動けるやろ？Pinkであんなに腰振っとったんやから｣


｢あ、あれは、そーゆー振り付けじゃん…！//｣



そんな恥ずかしいこと、したくないわ！//

しない、という意味を込めてギュッと坂田の服の裾を掴む



｢ふーん｣


｢ひゃぁっ//｣



スっと背筋をなぞられ変な声が出てしまう


｢ばっか…！｣


逃げようとしたけど、後頭部を抑えられて
そのまま深いキスをされる



｢んっ、ぅあ…はぁ、ぁ…｣


｢っは…かーわい｣


｢うるさ…、んぁっ//｣


｢ここすっごい立ってるで？まだこれからなのに｣


｢やぁ…//｣



もうすっかり狼の目に変わった坂田は
胸の突起を容赦なくいじる




｢んん…も、さかぁ、//｣

｢…あれ、腰動いとるよ？｣

｢ふぇ？｣


｢欲しいの？
欲しいんだったら、ちゃーんと自分で動くんやで？｣





妖艶な笑みを浮かべた坂田の顔には、

『作戦成功』

そう書いてあるような気がした




次の日、立てないほど腰が痛くなったのは言うまでもないな。









＿＿＿




作者です！


R…大丈夫かな？(；´・ω・)


リクエストありがとうございました！

坂田、格闘期。→←のちに黒歴史。

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