【さかうら】赤と緑さんの日常【短編集】

警察ごっこ。 ページ33

「暇なんやけど。」




「…知るか。」




「暇暇…」言いながらずっと抱きついてくるハム。

またに、耳に息かけてくるからウザイ。




ﾌｰｯ



「んっ…！やめろっつってんだろーが！//」



「やって暇なんやもん！」



「暇だからって俺の耳を使うな！」



「はーい。…じゃあ使わへんからごっこ遊びしよーや！」



「子供っぽ」




「ええやん、別に！ね！警察ごっこしたい！」




「えぇ…」




「俺が警察やる！うらさんは、捕まっちゃう悪い人な！」







配役まで決められてしまい、渋々ごっこ遊び付き合う事にした







「お！タヌキ発見や！逮捕ー！」






なんで、タヌキが逮捕されんだよw

心の中でツッコミ、坂田にのってあげる







「うわー、警察だー！逃げるたぬ〜！」







はっずいなぁ、もう…！

なんで堂々とやってられんだよ！




坂田が追っかけてきたので、逃げようとするとあっさり両腕を掴まれた。








「げっ！」




「えへへ〜！つーかまえたっ！」






そう言って、ポケットから出した物は…







「…え、手錠…？」




「そーやで？警察やも〜ん！」





ｶﾞﾁｬ






「捕まえたら、おしまいだろ？…これ、付ける意味あるわけ？」





「ん？まだお終いにする訳ないやん」






「は？」







ﾄﾞｻｯ








「っ！ちょ、坂田…！？//」





「悪いタヌキには、罰を与えなきゃ…ね？」





「外せって…！」





「だーめ」





ﾁｭｯ






「んっ…やめ…//」





「可愛いで？うらさん？」





「〜っ//」









＿＿＿





「もうごっこ遊びなんてしないからな！」



「そんな事言ってる割には楽しんでt「黙れ。」
はい｣

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