【さかうら】赤と緑さんの日常【短編集】

添い寝はキュン死注意。 ページ18

「ちょ、まだ隣にいて！！

となりの坂田。でしょ！！！？」



「大丈夫やって、何処にも行かへんよ？？ね？」



「うん…ちゃんと、隣にいてよ？」



「分かったから、寝てええよ？？」



ギュッとくっ付いて寝ている

うらさんは非常に可愛い。



「ふふっ」



なんで、こうも隣に居てほしい

と、ねだっていたのかというと…


ついさっきまで、ホラー映画を見ていたのだ。



そこまで怖くないヤツだっやんやけどなぁ…




「うぅ…ん、坂田ぁ…」



「あ。起こし……てないわ…」



夢ん中でも、俺呼んでもらってるんや


嬉しいわ〜♪




「ん…？あ、…あ"」



ぁぁあ！！やばい！作業忘れてた！！



「う、うらさ〜ん…ね、てるかぁ。」



しゃ、しゃーないよな…



「ごめんな…うらさん、」



小声で謝って布団から抜け出そうとすると…



「や…ぃ…ないで……」




さっきよりも強く抱きしめてきて


しかも、上目遣い…！！


涙目だし…可愛いいいなぁ///




「ね〜ぇ…坂田ぁ…？」



「んー…ごめんなぁ、うらさん。

ちょっと作業やってこなきゃ」



「いやだ…っ！！一緒にいて！

坂田、何処にも行かないって言ったもん」



「もー。しゃーないな〜」




拗ねるうらさんに負け

作業は後回しにする事にした。





「えへへ、坂田、ありがとお」



ﾁｭｯ



「うらさ…っ！///」



「おやすみぃ〜」




うらさんは本当にズルい生き物やなぁ。





「…うらさん。明日、覚悟してな？」

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