【さかうら】赤と緑さんの日常【短編集】

鬼ごっこ。 ページ14

※学生設定です！



「うらさん、肉まん買ってよ」


「嫌だ。坂田が俺の買えよ」


「コッチは金欠なんや！！」


「…自業自得。」


「酷いなぁ〜。」


「…じゃあさ、昇降口までダッシュして

早く着いた方が肉まんを奢る！」


「え…だから、金欠なんやけど……」


「おら行くぞぉ！！スタート！！」


「あ、え、ちょ、、待ってぇえええ！？」



ぜーったい、俺の方が早い！

坂田にだったら勝てるわ、よゆーよゆー




「……っ！？」



昇降口まで、あと少しの所で

急に後ろから抱きつかれて

壁側へ寄せられてしまった。



ﾄﾞﾝｯ



「…っえ？さ、かた？」


「ふふっ、勝てるって思っとったやろ〜？」


「ちょ、何して…///」


「可愛ええ」


「はぁ！？」



ｻﾞﾜｻﾞﾜ



「は、早く退いて！！誰か来るって！！」


「えー。もうちょっと独占してたいんやけど。」


「ば、馬鹿な事言ってないで退けってば！！」



坂田を無理矢理退かし

恥ずかしさで俯く。



人が通ったあと、

心臓がバグバクして走れない俺は

当然、坂田に負けて奢るハメに…



「はい！うらさんのまーけ！！ふふっ」


＿＿＿＿





ﾓﾌﾞ『ぐへへ今の見た？？』


ﾓﾌﾞ「見たよふへへ」


ﾓﾌﾞ『アレは絶対に』


『「萌えるっ！！」』




次の話に続くよ〜！！


更新を待っててください！

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