虹色想い #1

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「たぁっ、はよ、っ」



流星の手を引いて部屋に入ったら、
後ろからぐっと、抱きしめられた、
力加減が下手くそな流星の手が、みぞおちに入って少し痛い



「ん、流星、」



流星の腕を解きながら、体を回して向かい合う
ドアに流星を押し付けて唇を重ね、右手で鍵を閉めたら


流星の髪を梳くように頭を撫でながら、
軽いキスを繰り返す



アルコールが入ってるのと、泣き過ぎたので、
普段より黒目がちな瞳は少し充血して、頰も赤らんでる。
普段から鼻にかかった声も今日は更に色気が増して。



唇が離れる、そんな一瞬の間にも、

お酒が香る熱い吐息に交ざって
何度も何度も、たぁって呼ぶ





この顔とこの声、ほんま堪らんわ。





ジン、と熱を持ちはじめた自身を、わざとらしく流星の太腿に擦ったら、


ゎ、って小さく声を上げて、



たぁ、大きなってるやんっ、って、


恥ずかしそうに、でもちょっと嬉しそうに俺の顔を見つめてくるから、


流星の手を、膨らむ自身に導いた。







「流星が可愛いから、こんなんなってるんやで、」


って、へらっと笑ってみせたのに、


急に不安げな顔して俺を見つめてくる









「望じゃ、ならんの？ほんまに、、俺だけ？」



なんて。








ほんまにあほやわー、
ほんでもって、めっちゃ可愛いやんけ、俺の彼女。






望のことは、本気でそういう風に見てないし、というか見れへんし、

もし裸の望に押し倒される事があったとしても、今みたいにジャケットまでしっかり着てる流星に たぁって呼ばれる方が、何百倍も興奮するっちゅうのに。






それでもわからへん彼女には、



「身体に教えてあげなあかんか？」





流星の顔を覗き込んで、自分でも笑ってしまいそうなエ ロ同人みたいな台詞




いつもの流星なら、何言うとんねん、って、冷めた目で俺を交わして部屋に入るんやろうけど、






忘れとった、相手は破壊力抜群の酔っ払い



「たぁ、おしえて、？」


なんて、俺の首に両腕を巻きつけて言うから、ほんまに調子狂う





そのあとすぐに恥ずかしそうに目を逸らした流星に


なんか俺まで恥ずかしなって、その顔を隠すように流星を抱き上げて寝室に直行



朝脱ぎ捨てたジャージがそのままのベッドに下ろしたら、


へへ、って目を細めて力なく笑った流星に



躊躇う事なく覆い被さった、









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ﾊﾏﾁｬﾝﾑｽﾞｲﾖ....

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