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23 JN side ページ23
．
自分では止められない手をAが掴んだのと同時に
隣から聞こえた声
頭が真っ白になった
「Aー？
あら、ジンくん」
JN「っ、Aなら今寝てて」
「そうなの？ごめんねー
わざわざジンくんの部屋で寝るなんて」
JN「いつものことですから」
「起きたら下に来るように言ってくれる？」
JN「わかりました」
部屋からおばさんが出て行ったことを確認し
一息つく
下に居るAは完全に涙目
おばさんの登場に
慌てて部屋に戻ろうとするから
なんとか阻止したんだ
服は乱れ
首筋に付けた痕も
堂々とその存在を主張している
Aのこんな姿
おばさんに見せられるはずがない
起きようとするAの手を片手で固定し
声を出さないようにもう片方の手で口を塞いで
窓から見える部分だけは
なんとか平静を装った
『ん！んんーーーっ！！』
呼吸が苦しくなってきたのか
暴れ始めるA
解放してやり
自分の体重を支えつつ
再び覆いかぶさった
．
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作者名：HEKi | 作成日時：2023年5月14日 23時
