4 ページ4
.
話を聞いたPDニムの条件は
母さんたちを含め
全員に脱退を納得させること
それが出来なければ
無期限の活動休止しか認めないと言われた
まだ契約期間が残ってるからって
その日のうちにメンバーには話をしたんだけど
案の定誰も納得してくれなくて
ジョングガがあの大きな瞳に涙をいっぱい溜めて
戻ってくる場所を守る、と約束してくれた
ヒョンたちともたくさん話し合って
俺は無期限の活動休止に
PDニムにはそうなると思ってた、と言われた
それからは韓国とアメリカで
場所は離れてるけど
毎日欠かさず誰かしら連絡をくれて
ユンギヒョンやナムジュニヒョンからは新曲のデータ
ホソギヒョンやジミニヒョンからはダンス動画
ジニヒョンやテヒョニヒョン
ジョングガからは仕事の話や近況が1日に何度も送られてきた
「A
みんなが来てくれたって」
父さんがそう言うのと同時に
入口にみんなの姿が見えた
JN「A…」
『ヒョン、ありがとうございます』
JK「Aっ、…ふっ、う…」
『ジョングガ…』
泣いてくれるみんなと順番に抱き締め合って
SG「これ、」
ユンギヒョンが差し出してくれた1枚のCD
俺と母さんの写真がプリントアウトされたそれは
母さんのために作った曲が録音されていた
.
391人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:HEKi | 作成日時:2023年2月26日 1時