【JM】世界中を味方につけて（男主）

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『こういうことですよ』







記者へと向き直り、続けた







『これがビジネスなら
先程の映像と一緒に流してもらって構いません』







あからさまにビクッと震えた記者


他の記者たちの視線も集中して注がれる







＜な、なにを言って、＞


『僕すごく視力が良いんですよ
そのバッジ、よく目立つって言われませんか？』







胸元に輝く会社のロゴバッジ



隠し撮りしていたカメラについてたロゴと

同じものだった







『僕たちのことをわかってないようですね』







まさかメンバー同士の不仲をスクープしたかったとは



てっきり、グループ内恋愛とか

男同士とかが狙いなんだと思ったのに



驚きを通り越して少し呆れる



丁度横がテヒョニヒョンで

さっき話したことを聞いてみた


食い気味で答えてくれたから十分



これのどこがビジネスだと言うのか



自分のことを言われるのはいいが

ヒョンたちを巻き込むのだけは許せなかった







『わかるまで追いかけてください』







そう伝えるのと同時に

マネヒョンとSPが記者と関係スタッフを取り囲み

外へと連れ出した















会見終了後







『テヒョニヒョン』


TH「んー？」







振り返る前に

その頬に軽く唇をつけた







『ちゃんとわかってますよ』


TH「いひひっw」


RM「ほら、行くぞ」







結局、記者とのやり取りよりも

ヒョンとのぽっぽ写真が取り上げられ





それともう一つ



話題の中心はジミニヒョンのことだった







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