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JK「あれ?
ヒョン、そんな格好でした?」
JN「Aが返してくれないんだよ」
寒そうに身体を丸めるユンギヒョンに続いて
車を降りれば
別の車のメンバーに不思議そうな顔を向けられる
それに構うことなく
ヒョンたちの上着に鼻を埋め
呼吸を繰り返す
RM「なんですか、アレ?」
JN「なんか甘い匂いがするって酔っちゃって」
SG「あんま近づくなよ
追い剥ぎに遭うぞ」
結局、2人分では足りなくて
かなり渋られたけど
降りる時にユンギヒョンの上着もぶん取った
ほんと最悪…
頭がガンガンするし、完全に車酔い
楽屋に入ると早速メイクが始まり
その匂いも今はキツイ
順番を最後にしてもらって
ソファの上でヒョンたちの上着に顔を埋めて丸まった
ナムジュニヒョンがくれたコーヒーと
交互に嗅いでもまだ気持ちが悪い
上着効果も薄れてきた
どうしよう
?「A」
横に座った誰かに呼ばれ
顔をあげると両手を広げたテヒョニヒョンがそこに居た
TH「おいで〜」
その胸に飛び込んで深呼吸すれば
ヒョンの優しい匂いで鼻腔がいっぱいに
TH「いひひっ」
頭痛が和らいでいく気がした
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作者名:HEKi | 作成日時:2023年2月26日 1時