現実〜キュヒョンSide〜 ページ7
Aからの連絡が無いまま打ち合わせが終わった俺は、入院に必要な物を取りにマンションに向かった。
鍵を開け中に入っても いつもの“おかえり”の声が聞こえない…。
彼女のいない部屋がとても広く感じられ ため息をつく…。
荷物を持ち病室を訪れると ドアの前に“面会謝絶”の札が…。
俺は、ナースステーションにいる看護士に声をかけた。
ｷｭﾋｮﾝ『Aには、会えないんてすか…？』
年配の看護士が病室まで歩きながら応対してくれる。
看護士『Aさんの希望です。事務所の方が帰られてからずっと吐いてまして…。今、薬で眠っています。あなたは…？』
ｷｭﾋｮﾝ『彼女は…僕の恋人です。入院に必要な荷物を持って来たんですが…』
看護士『そうですか…。どうぞ…』
看護士は、点滴の様子を確認して病室を出て行った。
ベッドサイドにある椅子に腰を下ろし、眠っているAの髪を撫でる。
ｷｭﾋｮﾝ『A…。』
顔の右側には氷嚢が充てられ、腫れた目を冷やしていた。
ｷｭﾋｮﾝ『A…痛いだろ…。ごめんな 間に合わなくて…。ごめんな…』
A『ん…』
俺は、Aの手を握りながらその寝顔を見つめていた。
脳裏には、Aが殴られる瞬間の様子がフラッシュバックする…。
まるで…スローモーションでも見ているような感覚…。
全てが…ドラマの撮影だったら…。
全てが…夢だったら…。
でも目の前には傷付いて横たわる彼女の姿がある…。
ｷｭﾋｮﾝ『A…』
俺は一人彼女の手を握ったまま うなだれていた。
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慧(プロフ) - ジェミニ★さん＜コメントありがと。ご心配かけました。お話しも14に突入します。 (2011年9月29日 14時) (
レス) id: e45c8d6263 (このIDを非表示/違反報告)
ｼﾞｪﾐﾆ★(プロフ) - 慧ちゃん､ｱﾝﾆｮﾝ♪ひとまず復活!良かった^^おめでとうね!!でもあまり無理せずにね｡話もまたｸﾞｯととﾃﾞｨｰﾌﾟな展開になってきたかな？楽しみにしてますね｡ﾏｲﾍﾟｰｽでﾌｧｲﾃｨﾝ^^ (2011年9月29日 2時) (レス) id: 681ec7ff98 (このIDを非表示/違反報告)
慧(プロフ) - 皆様、温かいお言葉ありがとうございます。皆様の励まし、とても嬉しく思います。ほぼ、回復致しましたので、また書き始めたいと 思います。よろしくお願いいたします (2011年9月27日 14時) (レス) id: 49653ae4a5 (このIDを非表示/違反報告)
manm(プロフ) - 大丈夫ですか？お大事にしてください(>_<)体調の回復を祈りながら再開待ってます！ (2011年9月22日 17時) (レス) id: 301a5b4a0a (このIDを非表示/違反報告)
庚飯 - ムリしないでください。ゆっくり休んでください。小説いつも楽しく読ませてもらってます!! (2011年9月18日 23時) (携帯から) (レス) id: 2e68e76e28 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：慧 | 作者ホームページ：http://ameblo.jp/kei3339/
作成日時：2011年7月9日 19時
