神崎美月の引退の理由 ページ13
「…いちご」
「最近テレビで見なかったから心配しちゃったよ！大丈夫？」
「えぇ、平気よ」
「みんなどうしたの？そんなに驚いた顔…」
「いちご、実は私」
アイドル、辞めたの。
「…そんな冗談通じないよっ！」
「いいえ、冗談ではないわ。ごめんなさい。」
「なんで！！どうして！！」
「カードが…怖くなって。」
「どういうこと？」
「……ごめんなさい。」
「あっ！まって美月ちゃん！！！」
「あなたは…貴方こそ、トゥエルブルーンを纏う素質がある。私はそれがなかったってだけよ。」
「…なんで、、」
「いちご先輩…」
「あ、あぁいちご先輩！！売店行きましょ！ベリーハングリーだとファインになれないですよ！」
「ごめんね、大丈夫だよ…」
「ちょっと…落ち着いてくる」
〜
「こんな事で落ち込んでられない…！美月ちゃんのことは残念だったけど、アイカツしなきゃ…アイカツしなきゃ…」
早く ステージへ 私が主役の ステージへ
「星宮っ！！辞めなさい！！」
「はっ！織姫学園長？」
「今はアイカツをしてはいけないわ！！」
「ど、どうして……美月ちゃんがいなくなって私…どうすればいいかわかんないんです！！アイカツすれば、私の居場所を見つけられるから…通してください！」
「そうね、美月のことは残念だったわ。でも仕方ないの。そうならざる負えなかった。でも貴方は！美月と同じになっちゃいけない。美月はまだ助かったけど貴方はまだ…」
「どういうことですか…私全く…」
「アイドルはカードが命。この言葉の意味、理解してる？」
「アイドルにとってカードは大切ってことじゃ…」
カードの秘密、美月のトラウマ→←目指せ！トゥエルブルーンカード！新たな出発
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作者名：エイミー | 作成日時：2020年12月6日 16時
