【ハイキュー】うちの姉ちゃん【短編集】

宮姉 ページ3

本日は日曜日

連勤続きだった仕事もようやく一段落したから、今日はたっぷり寝ようと思ってた。









が、



ガッシャーーーン！！！！









「…っんやねん………」






物凄い音で目が覚める


なんなんせっかくの休みやのに…









イライラしながら未だに鳴り続ける音の出所を探す




いや、わかっててんけどな

朝からこんなうるさいん絶対アイツらしか居らんやん









「はぁ…………」

やっぱり。



予想通りドアを隔てギャンギャン言ってる弟たち


えっ、ほんまになにしよんアイツら


とりあえず、貴重な睡眠を邪魔されたことに苛つきながら思いっきりドアを破る









「うっっっさいねん！！！！！！」

「「姉ちゃん！？！？」」






仲良く声を揃えて驚く侑と治

いや喧嘩しとったんちゃうんかい







「何時やと思ってるの？！？！」

「…7時や！」

「何曜日？」

「今日はー……日曜！」

「アホなん？？？むっちゃ迷惑やねんけど！！！！」


「だってサムが「ちゃうやん！！ツムが「元はと言えばお前が悪いねん！やって「はぁぁぁぁ？？？ツムが起き抜けに「ええ加減にせぇよあんたら！！！！！！」



なんでまた喧嘩始めんねん

ていうか日曜の朝から何をそんな揉めてんねん





「なんやねんな結局」


このままじゃ拉致が開かないので一応聞いてやる。







「あのな……









ツムが俺のスリッパ履いたんよ？！しかもそのままトイレ行ってん！ホンマにありえへん！！！！！」





は？？




「ええやんそんくらい！！」

「お前足くさいやん」

「そんなことないわッ！！！！」

「ツムも嫌がるやんけ俺が物使うたら」

「そら嫌に決まってるやん！」

「自分が嫌なこと人にすんなや！」






……いやいやいやいや







「しょーもなっっっ！！」



えっ、うちそんな理由で起こされたん？

貴重な休日朝潰されたん？？

うわ、なんかむっちゃ腹立って来た。







「「どっちが悪い？！？！」」


「どっちもや！！！！」







どっちもどっちや！
聞くな！！








「なんやったん結局？！しょーもないことで騒がんといて！！

もう寝るから！！姉ちゃん二度寝するから絶対騒ぐなよ？！」





マジでなんやねんアイツら

まぁええわとりあえずもっかい寝よ



呆れ果てながら自室へ戻る

はぁ〜！愛しのベット〜〜！！！

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