33 ページ33
・
A「…勘違い、じゃないですか?」
だから私はそう答えるんだよ
亜嵐「Aちゃんが玲於の考えてること間違えるわけないじゃん、本当は嘘なんでしょ、元気ないって分かってるんでしょ」
A「分かんない、全然わかんない、!…玲於くんと両思いって思ってたのに、ちがった!…今まで玲於くんの考えてること外したことなんて、無かったのに……なんでっ」
亜嵐「…え、玲於が、言ったの?」
A「玲於くんのママが私の事好きじゃないならひとり暮らしできるわよねって、、そしたら玲於くんおうって言った、、、」
するとさっきまで黙っていた隼くんが
大きなため息をついてから話し出す
隼「本当に俺が呆れるほどAちゃんと玲於ってバカなんだね」
亜嵐「隼、何言って
そんな亜嵐くんの言葉を遮るように
隼くんは話し続ける
隼「玲於が元気ないのなんて誰が見ても分かるじゃん!それをAちゃんが見て気づかないわけないでしょ?、しかも玲於がAちゃんのことが嫌い?そんなわけないじゃん!…あいつが遊びでそんな思わせぶりみたいなことするなんて思わないでしょ?!ていうかそのくらい俺も知ってるんだから知ってるでしょ?!」
A「隼くん…」
隼「玲於とAちゃんはお互いのことよく知ってるんじゃないの?お互い1番の理解者なんじゃないの?!そんな2人が勘違いでギクシャクしてどーすんの?!」
そして
隼「2人は絶対にお互い必要な存在なんじゃないの…」
最後に優しい声でそう言った隼くん
気づいたら過呼吸になるくらい泣いていて
隼くんの目からも亜嵐くんの目からも涙が出ていた
亜嵐「俺、今まで生きてきて見てきたカップルの中で2人が1番お似合いだと思うもん」
隼「ほんとなんかムカつくくらいお似合いっすよね」
A「ひとつ言うとカップルではない…(笑)」
私は
もうカップルみたいなもんだわ!
って笑いながら言う亜嵐くんと
熱く熱く語ってくれた
隼くんに救われたんだ
272人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
snmi(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます!そう言って頂けるのはすごく嬉しいです。お楽しみにしていてください!! (2019年2月20日 23時) (レス) id: 1ebbbc0402 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 新作まってましたー!とても、読みやすい書き出し。たのしみです! (2019年2月20日 22時) (レス) id: cb225b8303 (このIDを非表示/違反報告)
snmi(プロフ) - ゆきさん» ありがとうございます!とても嬉しいです!こちらこそ引き続きよろしくお願いします。次作も是非読んでいただけたら嬉しいです!! (2019年2月19日 21時) (レス) id: 1ebbbc0402 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 最初から最後まで読ませていただきました!とても仲の良い幼馴染で嫉妬するぐらいでした^_^作品を読み終えたあと、まるで1つの小説を読んだかのようでとても楽しめました!ありがとうございました!引き続き宜しくお願いします! (2019年2月19日 18時) (レス) id: cb225b8303 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:snmi | 作成日時:2019年2月1日 22時