１０、 ページ10
・
『舘さん、佐久間くん！』
2人が袋を掲げて部屋に入って来た
ちなみに、この2人も俺の観察対象！
「それは建前で、目黒にデートのこと聞きに来た」
「でやんす！」
楽しそうに笑って空いてる席に座ると、めめに視線を集中させた
「え、メンバー全員知ってんの？」
「もちろん」
「俺らに秘密はナシだ」
元からイケボな舘さんと、イケボ風に言う佐久間くん
そんな2人にも、誰にも言ってない秘密というものがあるはずで
『俺はめめの話聞いたから、舘さんと佐久間くんの話聞きたいな〜』
「え、俺ら！？」
「別に面白い話なんてないけど？」
『お願い』
最年少の武器を最大限に活かして甘えてみると、
「参ったね」
「これは断れないね〜！」
顔を見合わせてお手上げポーズ
よし、勝った！！
まず初めに話し始めるのは、もちろん
切り込み隊長、佐久間大介！
「お、俺は、阿部ちゃんと…初めてキ、キスした」
『ぎゃっ！甘酸っぱ！』
顔を伏せて隠す佐久間くんに、その場に照れが伝染していく
『どこぞの猛獣とは違うね』
「お前、それ俺のことだろ」
『さーね』
突っかかってくる めめなんて無視！
さっき、いっぱい構ってあげてたからね
「うう、パス！次は国王！」
「えー、俺？」
佐久間くんのナイスアシストで、舘さんに話が回って来た
「俺と翔太は幼馴染だし、何も起きないよ？」
「別に俺ら、翔太なんて言ってないけどね！」
「佐久間、話戻そっか？」
「すみませんでした！」
繰り広げられる茶番はいつものこと
ドラマ班の誰か、ていうか佐久間くんが居ると話が脱線しがちだよね笑
「なんか、ゆり組は、お爺ちゃんになっても関係変わんないと思う」
と、ここで聞き手に徹していた めめが話し始めた
「それで最後まで一緒で」
「チーン」
「勝手に殺さないでくれる？」
確かに、そんな気がするかも
うんうん、と頷いていると
「そういうラウールは！？」
『俺！？』
ここで急な変化球が
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1150人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SnowMan」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黄橙兄弟よりの箱推し(プロフ) - 完結おめでとうございます！BLというものにハマったばかりで知らない単語がたくさん出てくる中、勉強しながら読ませていただきました！スメシさんの小説により思いっきりBLへ沼りました…♡笑これからも沢山読ませていただきます！ありがとうございました！ (6月17日 14時) (
レス) @page43 id: e613bd49af (このIDを非表示/違反報告)
スメシ - あゆさん» コメントありがとうございます。完結できたのは、ご愛読してくださったお陰です。ありがとうございました！めめこじ厨の作者には嬉しすぎるお言葉です！ぜひ、次の機会がありましたら宜しくお願いします！ (2021年3月8日 21時) (レス) id: 2e3f726332 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！めめこじが大好きでドキドキしながら拝見してました。次回作もとても楽しみにしています！ (2021年3月8日 14時) (レス) id: 6ef3ec4d5d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：スメシ | 作成日時：2021年2月23日 9時
