４、《いじわる》 ページ4
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デート当日となり、俺はアドバイス通りに公園に来て
「康二」
『めめ！』
芝生の上でキャッチボールをしとる
あんま人のおらんそうな公園を探して、めめの運転でここまで来た
運転中のめめはカッコ良すぎて爆発するかと思うたわ
「公園って、なんか意外」
『そか？佐久間くんに勧められてな』
「佐久間くん？」
やべ、言ってもうた
ビデオ通話でみんなに相談しとったなんて、カッコ悪すぎやんか！！
『あ、なんでもあらへん！』
「ちょ、あぶね」
動揺を隠し切れへん俺の暴投を、めめは長い腕を駆使してキャッチした
さすがやな
「わかりやすすぎ、可愛い」
『はえっ』
めめから投げられたボールを受け取るが、「可愛い」と言う言葉から、足元に落ちてまう
もう、俺も何回めめに落ちとるんや…
『あほ…』
「ふはっ、顔赤くない？」
『赤くないわ』
結構な距離や言うんに、なんで見えんねん
いくらなんでも野生すぎやろ！
誤魔化すようにボールを拾って、新たな話題へすり替える
『ちょっと歩かん？写真撮りたいし』
「いいよ」
『やった』
ボールとグローブを片付けて、鞄からカメラを取り出した
『ほな、まず1枚目』
パシャ、とシャッターを切る
『ん、ええな』
直視出来へん眩しさを遮るように、俺はカメラを構え続けた
「俺も康二のこと撮りたい」
『めめは撮られてるだけでええの、カッコえ____ 』
ちゅ、
言葉の上に軽いキスを重ねられた
『な、なにすんねん！』
「康二を黙らす必殺技」
『んむっ』
再び勢いよく唇に触れられて、固まるが
急いで周りを確認する
だ、誰かに見られてたら…！！
「大丈夫、ちゃんと周り見てしたから」
『そ、そういうことやない！』
「もっかい、したいの？」
うう、何も言えんくなって黙り込んで
首にぶら下がるカメラで手悪さをしていると
「拗ねてる」
『あほ』
顎を引かれてキスされた
『何言ってもキスするんかい…』
「可愛いって思ったらしたくなるんだよ」
そう言って、もう一度キスされたんは
きっと、みんなも予想してたこと…やろ？笑
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黄橙兄弟よりの箱推し(プロフ) - 完結おめでとうございます！BLというものにハマったばかりで知らない単語がたくさん出てくる中、勉強しながら読ませていただきました！スメシさんの小説により思いっきりBLへ沼りました…♡笑これからも沢山読ませていただきます！ありがとうございました！ (6月17日 14時) (
レス) @page43 id: e613bd49af (このIDを非表示/違反報告)
スメシ - あゆさん» コメントありがとうございます。完結できたのは、ご愛読してくださったお陰です。ありがとうございました！めめこじ厨の作者には嬉しすぎるお言葉です！ぜひ、次の機会がありましたら宜しくお願いします！ (2021年3月8日 21時) (レス) id: 2e3f726332 (このIDを非表示/違反報告)
あゆ(プロフ) - 完結おめでとうございます！！めめこじが大好きでドキドキしながら拝見してました。次回作もとても楽しみにしています！ (2021年3月8日 14時) (レス) id: 6ef3ec4d5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：スメシ | 作成日時：2021年2月23日 9時
