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暖かい日差しが差す午後
窓際の特等席で私はぼーっと校庭を見てた
(眠いなぁ〜…)
瞼が落ちる寸前のところで私の名前を呼ぶ声がした
｢加藤｣
声の方を見ると同じクラスの二口くんだった
｢なに？｣
｢ノート集めるから出せだって、係が｣
｢了解｣
それで会話は終わったと思ったら
その場から二口くんが動かない
｢二口くん？私係の人に直接渡すからいいよ？｣
そう言っても視線を逸らすどころか
私の席の前に座ってきた
二口くんとは同じクラスだけど
話す回数は片手程度
何事かと思いつつ二口くんが話すのを待った
やっと口をひらいた二口くんから聞こえた言葉は
びっくりするには十分だった
＿＿＿＿｢好きなんだけど付き合って｣
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作者名：鳴 | 作成日時：2020年3月13日 14時
