黒の組織のとある幹部の話

14話 ページ15

〜諸伏景光side〜



スコッチ「どういう事だ!!俺はNOCなんだぞ!?お前らの敵だ...」

『みんなにはすごくお世話になったしね...だからと言っちゃあなんだけど...スコッチ、変装してこれからは別人として過ごすってのはどう?』

スコッチ「俺は変装出来ないぞ?」

出来ないって知ってるよな?でも、俺を生かそうとしてるのは間違いないか?

『だから私が教えるって言ってるでしょ!!』

バーボン「待て!アマローネ」

『何?』

バーボン「あなた...何を企んでいるんですか?あなたの口調だと、スコッチはもちろん、僕とライもNOCと言っている様ですけど」

『うん、そうだよ?ライはFBI、バーボンは公安ってとこじゃないの?』

ライはさっき聞こえたからだとしても、ゼロは...

『そうじゃ無かったらバーボンはスコッチをすぐにｺﾛす筈......納得してくれた?』

ライ「アマローネはどうなんだ」

『何が?』

ライ「アマローネはNOCかどうかだ」

『あれ、私言わなかったっけ...中学生ぐらいの時からここにいるって...』

ウイスキートリオ「「「中学生!?」」」

『うん、だから私は黒に染まる運命だったの...』

中学生って...どうやって入ったんだよ

『('A`)ﾊｱ…で、どうするの?スコッチ...変装して別人として生きるのか、ここで死ぬか...』

ッ...さっき言ってた事と真逆...どちらにしても"スコッチが死ぬ"のには変わらないのがアマローネの優しさか...?

スコッチ「...じゃあ変装、教えてもらうよ...」

『じゃあ、バーボン経由で連絡して。またね˙ ˙)ﾉ"』

どんな感じになるんだろって楽しみな自分もいるけど、ダメだ!!まだｺﾛされる可能性はあるんだからな!!

15話→←13話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す