メイク打ち合わせ ヒュニンカイver ページ8
ヒュニ「Aさん♪よろしくお願いしますねん♪」
私「はい!よろしくお願いします。失礼します。」
肩にタオルをかける。
近づくとヒュニンカイさんも香水の類の香りはしなかった。
ヒュニンカイさんはハーフなのでアジア人には無い彫りの深さだけどどこかアジア人の要素を感じる顔立ちをしている。くるくると変わる表情が魅力的でマンネらしくとっても可愛い、けど黙っているとすごくきれいで彫刻みたいだ。
ヒュニ「Aさん日本には帰ってるんですか?」
私「仕事が無ければ旧正月の時に帰ることが多いですよ。」
メイクをする手を動かしながら答える。
ヒュニ「そうなんですかーさっきの日本案内してくれるって話は本当ですか?」
私「はい!本当ですよ♪皆さんと一緒に行くと楽しそうですし♪」
ヒュニ「わーい♪今年僕達旧正月のお休み少し長いみたいなんです!Aさんがご都合良ければ一緒に行きましょう♪」
私「わかりました!仕事が入らないことを祈りますね笑」
ヒュニ「優しいー!・・・ねぇねぇAさん。」
突然の他の人には聞かれないような小さい声での質問に私は手を止めるとヒュニンカイさんの耳打ちに応えるために耳をヒュニンカイさんに近づける。息使いまで聞こえる距離。
ヒュニ「・・・Aヌナって呼んでもいいですか?」
私「えっ大丈夫ですよー逆に嬉しいです♪」
ヒュニ「わーい♪嬉しいなぁ♪僕の事はカイって呼んでくださいねん♪」
私「いや・・それはちょっと・・・仕事的にダメですよ笑」
ヒュニ「ん〜カイって呼んで欲しいのにな〜。」
と少し拗ねながらとっても可愛い笑顔で笑うヒュニンカイさんを見て小動物を見て可愛い!と思うのと一緒の感情が湧いてきた。体は大きいのに不思議・・・マンネってすごい。
私(ヌナ呼びか・・・親しくなれたみたいで嬉しいな。)
メイクが終わるとヒュニンカイさんが
ヒュニ「Aヌナほんとにメイク上手〜!、これからお願いしますねん!仲良くしてくださいねん♪」
私「こちらこそよろしくお願いしますね!」
スタッフの元に戻るヒュニンカイさんの後ろ姿を見送りながら
私(すごくフレンドリーでキュートな人だな・・・さて私の仕事はこれでお終い。)
この後はイベント当日の事を確認して帰宅した。
イベントは1週間後・・・緊張するだろうけど楽しみだな。
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作者名:ちび | 作成日時:2022年4月3日 2時