すき焼きの後〜TXTside〜3 ページ28
ボムギュside続き
“すきやき”を食べてる時Aヌナがとても嬉しそうだった。聞けばいつも一人でご飯を食べてるから皆んなで食べるのが嬉しかったみたい。Aヌナは日本から来て家族と離れてるから寂しいのかな…ん?恋人とかは居ないのかな?そういえば聞いたこと無いな…
「・・・1人のご飯は寂しいですね。なんでいつも1人なんですか?彼氏とかいないんですか?」
Aヌナ「しばらくいないですね。笑」
笑いながら答えてたけど少し寂しそうだった。めっちゃ意外だった。寂しい時呼んでくれたら一緒にご飯食べてあげたいな。
ご飯中僕の話を笑いながら聞いてくれるAヌナを見てると心があったかくなる。もっと聞いてほしいしAヌナの話も聞きたい…もっと一緒にいたいな…
ご飯が終わった後僕は片付けチーム。片付けながら皆んなの様子が気になってしょうがなかった。
Aヌナの横にいるスビニヒョンが恨めしい。
片付け終わるとなんと連絡先を交換してた!僕も!と焦ってたけど結局皆IDを交換してた。
これで直接連絡出来る。
Aヌナの帰り際を寂しい気持ちで見送っているとヨンジュニヒョンがさっと「下まで送るね。」とゆってAヌナと出て行った。ズルい!と文句を言う前に扉が閉められてしまい、もう!と不貞腐れながら部屋に戻って次にAヌナに会えるのはいつかスケジュールを確認していた。
ヨンジュンside
部屋に居たら突然ボムギュの絶叫が聞こえて来た。何!?と見に行くと目の前にAヌナがいた。
一瞬時が止まった。俺とボムギュだけAヌナが来るのを知らなかったみたい。
どうりでリビングがキレイだと思った…。
とりあえずシャワー権をボムギュに取られてしまったし着替えと私物を整理しながらキッチンに立つAヌナを遠目に見ると変な感じだった。手伝いたかったけど邪魔になったら悪いから食器類だけ準備した。
Aヌナ特製の“すきやき”は最高だった。
席がAヌナの前だったので食べながら美味しそうに食べて幸せそうなAヌナの可愛い笑顔にこちらまで笑顔になる。最近のハードスケジュールの疲れが飛んでいく様な気がした。
ご飯を幸せそうに食べる女性って可愛いなぁ。
皆んなIDを交換してAヌナが帰る事になった。Aヌナが帰る準備をしてる間にアプリででタクシーを呼んでおいた。
続く
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作者名:ちび | 作成日時:2022年4月3日 2時