メイクヌナとＴＸＴ (ページ27)

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すき焼きの後〜TXTside〜2 ページ27

テヒョンside
会社での作業を終えAヌナをマネヒョンと迎えに行く。
駐車場までの足取りが軽い。
「なんか嬉しそうだね。」
とマネヒョンに言われた。
たしかに気分は上がってる。
Aヌナが来るから？“すきやき”食べれるから？どっちかな？
Aヌナの家に着いて凄く近くに住んでることに驚いた。
マネヒョンがAヌナに電話をしてAヌナがマンションから出てきた。
その瞬間ハッと目の前が明るくなった。と同時に気がついた。

僕はAヌナのことが好き…？

悪戯を仕掛けると少し膨れてる顔が可愛くて見たことない表情をもっと見てみたいと思った。

「気が抜けたAヌナも見て見たいですけど？笑」

と本心が出てしまった。
宿舎で“すきやき”を作ってる時は料理を普段からやっていてよかったっ思った。僕だけAヌナの横に立てる。
Aヌナはテキパキ準備していたけど横顔は少し緊張しているような気がした。
“すきやき”というのは凄く美味しくてケータリングで食べたものとは別物だった。
益々日本料理に興味が湧いた。
“すきやき”を食べながら楽しそうに話すAヌナを見てるとこっちまで笑顔になってしまう。
Aヌナの人柄は彼氏が久しく居ないなんてとても不思議だった。顔も可愛いのに。なんでなんだろう？
見送りはヨンジュニヒョンに取られてしまった。少し悔しい。
部屋の窓からAヌナの乗ったタクシーを見送りながら自分の気持ちと向き合っていた…。

ボムギュside
いつもの様にスビニヒョンを捕まえてリビングでゲームをしていた。
ガチャっと玄関のドアの音がして誰か帰ってきた。リビングのドアが開いてお帰りって言おうと思ってドアの方を見ると…

「え“ーーーーーー！！なんでAヌナがいるのー！？！？！？」

めちゃくちゃびっくりした。ていうかなんでスビニヒョンは普通なの！？え？え？どういう事？
となっていると僕の声にビックリしてヨンジュニヒョンが部屋から飛び出てきてヨンジュニヒョンもビックリしてた。という事は僕たち2人だけAヌナが来る事を知らなかったんだ。
え？なんで教えてくれないんだよ！Aヌナが来てくれるのは嬉しいけどこっちにだって準備があるじゃん！Aヌナ来るならシャワーも浴びたし服ももう少しマシなの来たよ！もう！
ヨンジュニヒョンから先にシャワー権を勝ち取り急いで身だしなみを整えた。
キッチンに立つAヌナを見ると“お嫁さん”とはこんな感じなのかな？

続く