すきやきday ページ21
すき焼きを宿舎に作りに行く約束をして数日後その日は来た。
なんとマネージャーさんが車で迎えに来てくれるらしい。
日本から送って貰った調味料と出来るだけ材料の買い物もして自宅でお迎えを待っていた。
料理は苦手では無いが人様に食べさせるのがなんだか緊張する。宿舎も禁断の領域みたいでドキドキする。
プルルル・・・
と電話がなり出るとマネージャーさんの声で
「出てきてくださーい。」
と聞こえマンションを降りていくと玄関先に大きい黒い車が停まっていた。
マネージャーさんが立っていた。
私「よろしくお願いします!」
マネ「お疲れ様です!今日はメンバーがお世話になります。」
と和かに車に乗せてくれた。中は3列シートで入ってすぐの座席に座った。
マネ「お休みのとこすいません。みんな良い子でね〜。たまにのわがままは聞いてあげるんです。息抜きも必要ですしね。」
テヒョ「いつもありがとうございます。」
と後部座席からひょこりテヒョンさんが顔を出した。
私「わぁ!!ビックリした〜!乗ってらっしゃったんですね〜!」
テヒョ「Aヌナお疲れ様です。ビックリしました?笑会社で作業してた帰りです。」
私「めちゃくちゃビックリしましたよ〜。」
テヒョ「はは・・・すいません。」
テヒョンさんにこのフニャッとした笑顔で謝られたら許すしかない。
テヒョ「Aヌナの家と宿舎近いんですね。あと3分くらいで宿舎に着きますよ。」
私「え?そうなんですか?そんなに近いんですね〜。」
テヒョ「ご飯食べにいく時とかすれ違ってるかもですね。」
私「ですねー。これは気が抜けなくなりますね。笑」
テヒョ「そうですか?気が抜けたAヌナも見て見たいですけど?笑」
その言葉にドキッとしたけど冗談ぽく笑うテヒョンさんに特に意味はなさそうだった。
テヒョ「着きましたよ。今日はよろしくお願いしますね♩」
テヒョ「荷物持ちますよ。」
と大きな荷物をテヒョンさんとマネージャーさんに持ってもらい車を降りた。
宿舎は30階くらいありそうなとても大きいマンションだった。エレベーターで上層階へ。
マネ「ここですよ。」
ピッピッピッとマネージャーさんが素早く暗証番号を入れ中に入る。
玄関での物音が聞こえたのか部屋の奥からヒュニンカイさんが出迎えてくれた。
ヒュニ「Aヌナ〜!いらっしゃい☆」
私「お招きありがとうございます♩」
奥に進むとリビングがありソファーにボムギュさんとスビンさんがいた。
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作者名:ちび | 作成日時:2022年4月3日 2時