メイクヌナとＴＸＴ (ページ14)

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イベント当日4 ページ14

ケータリングの場所までにお手洗いがあるのを知っていた。
もうすぐお手洗いの前だなと思い歩いていると

ヒュニ「あ、僕ちょっとお手洗い行くね。」

とサァーっとヒュニンカイさんはお手洗いに行った。
羨ましい！っと思っていると

テヒョ「Aヌナは大丈夫ですか？」

思わぬ助け舟だ。行ける・・・お手洗いに・・・

私「ありがとうっ私も行って来るね！」

と平静を装いながら気持ちは駆け込んでいた。

私(本当に助かったよっ涙・・テヒョンさん出来る男だな！)

お手洗いから帰って来るとテヒョンさんとヒュニンカイさんが待っていてくれた。

テヒョ「じゃぁ行きましょうか。」

私「はい♩」

ケータリングはキンパ、トッポギ、ビビンバ、ラーメン等色んな種類の食べ物が沢山並べられていた。

各々好きなものを取り始める。色々な料理を見ていると白いプレートに＜すき焼き＞と書かれた料理を見つけた。

私(珍しいな～久々食べよ♪)

と思いそれに手を伸ばすと

テヒョ「それ美味しいんですか？」

とテヒョンさんに聞かれた。

私「美味しいですよ♪『すき焼き』って言って豪華な部類のおかずです！」

テヒョ「〝すきやき〟ですか・・・僕もそれにします。」

そう言ってテヒョンさんはすき焼きを取っていた。それを見たヒュニンカイさんも

ヒュニ「僕もそれにするー！」

とすき焼きを取っていた。二人のお口に合うといいな。と思いながらケータリングの場所を後にしようとすると

ヒュニ「あ！デザートはいらないんですか？取りに行きましょうよん♪」

と半ば強引にデザートコーナーに連れていかれた。３人でデザートを選ぶのはなんだか友達とデザートを食べに来たみたいで楽しかった。

デザートを選び終え控室に帰ろうとした時食事コーナーに一瞬ユナさんのような人を見かけたけど見てないフリをして控室に戻った。

控室のテーブルで３人取ってきたご飯を広げて食べ始める。
私はすき焼きを一口食べた瞬間

私(違う・・・すき焼きに似てるけど違うな・・・)

私の表情でなにか感じ取ったテヒョンさんが

テヒョ「？どうしたんですか？」

私「あの・・・すき焼きがすき焼きじゃなくて・・・汗」

テヒョ「そうなんですか？」

と言いながら一口テヒョンさんがすき焼きを食べる。

テヒョ「美味しいですけどね？きっと日本と味付けが違うんですね。」

私「はい・・。少し残念です。」

ヒュニ「美味しいけど味違うんだねー。」

私「今度自分で作ることにします・・・」