俺たちの運命 (ページ46)

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廉サイド

めっちゃドキドキしたぁ人生最大級やわぁ

まさか海人と同じ気持ちやったなんて…

ようやく一息ついたとこで、店内を見回すと、おしゃれな店だなと改めて思う。

恭平「やぁっと兄ちゃんたちくっつきましたか」

海人「ひぇぇっ！居たの？」

恭平「おん。見守り～」

廉「いるんならもっと早く言ってよ」

恭平「いや邪魔するわけにもいかんし。そんな事よりこの人ついてきちゃったんだけど…マジで大人しくさせるの大変やったんやからな」

和也「俺はただプリン食べに来ただけやからな。プリンください～」

廉「なんの罪もないプリンおバカやなぁ」

海人「そんな事よりさぁ、あの人たち」

いやまさかと思って見た方には人気俳優さんいるんですけど⁈しかも店主と楽しそうに話してるし

そしてもう一つ

あの人もしかして

海人「知り合い居たの？」

廉「知り合いって言うか…」

その人のところに近づく。画面越しでよりさらにイケメンやん

廉「あのぉ」

涼介「何～？」

廉「山田涼介さん、ですよね⁈僕、永瀬廉って言います」

涼介「もしかして！大阪から？いつも応援してくれて、ありがとう。」

廉「はい！たまたま東京来てまして、まさか逢えるなんて光栄です。いつも応援させてもらってます」

涼介「あ、もしよかったらさ、突然なんだけど連絡先交換しない？」

展開早すぎ！

てかこれ現実？憧れの人が目の前で連絡先を？

ヤバ！

廉「ホントですか？ぜひぜひ」

そうして俺らは仲良くなった。一方で…

和也「このお店のお料理めっちゃ美味いです！」

圭人「ホント？ありがと」

瞬く間にたくさんの料理を平らげながら店主と仲良くなってる者もいれば、

駿佑「中島健人さんと、有岡大貴さん⁈」

謙人「もしもし～流星くん？明日タピオカ巡りしよ～」

なんか乱入してる者

そして、

健人「君、モデル一緒にやんない？」

恭平「マジっすか？やりましょうやりましょう」

そちらも展開が早いようで…

裕翔「なんかめっちゃ感動の出会い起こりまくってるし、カップル誕生してるしやばいwwwwwwてか写真とっていい？」

カメラ片手に興奮しすぎら人の脇で

海人「ホントそれな！漫画にしちゃいたいくらい」

漫画片手に一緒になって興奮してる者もいる。

結論から言うと、俺は憧れの山田涼介さんと仲良くなり、海人ともうまくいって、恭平と駿佑は芸能界に入ることに

でもこの時は知る由もなかった