俺たちの運命 (ページ33)

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《海人side》

昨日の夜からなんかスッキリしない

朝から廉がカッコ良すぎてろくに見れない。

こういう時は先輩に相談だ

海人『勇太くん、玄樹くん、俺、廉のことあった時から気になってて、昨日話してるうちにめっちゃ仲良くなったんだけど、なんかモヤモヤするの。ずっと一緒にいたいのに、廉がカッコ良すぎてドキドキして上手くできない。素直になれない。どうしたらいいの？』

勇太『海人、それ、海人が廉に恋してるんだと思う。』

海人『でも俺が出会ったばかりの男の子好きになっちゃうっておかしいよ』

玄樹『海人は、そう思うかもしれないけど、応援するよ！』

海人『うん。ありがとう』

勇太『またいつでも俺らに相談してね』

そっかぁ。ちょっとモヤモヤが晴れた。

俺は廉が好き。

俺の初恋。

《NO side》
その後、お互い恋だとわかってから変に意識し始めてしまい、そのまま時がたち、関西組が帰る日になってしまった。

廉『ほな、またな。連絡しよな、いつでもええから。』

海人『うん。みんなまたきてね！』

2人は寂しそうに別れを告げて、

恭平『兄ちゃんの恋、応援してる。これからも頑張ってね。会えないのは寂しいけど、またな』とこっそり耳打ちされる海人であった。