俺たちの運命 (ページ19)

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《海人side》

高校生になって、俺だけまた関東へ戻ってきた。

でも恭平とは毎日のように連絡取り合っていて、いつも、謙人とか駿佑って友達の話をよくしてくれる。

高校に入ってすぐの事、しばらく俺は一人暮らしをすることになったんだけど、寂しいの苦手だからちょっと大変。

あと、バイトも始めた！バイト先で出会った神宮寺勇太さんって人と岩橋玄樹さんって人が俺が入ってすぐから俺によくしてくれていて、数週間で親しくなった。

勇太『なぁ、海人ってどの辺住んでるの？』

海人『〇〇駅から徒歩10分のボロアパート借りて一人暮らしなんです。ちなみに高校は〇〇高校です』

玄樹『え？それ俺たちが去年卒業した高校だね！海人は俺らの高校の後輩だったのかぁ。てかさ、俺たち2人でシェアハウスみたいなことこの前始めたんだけどさ、よかったら来ない？』

海人『いいんですか？俺寂しいの苦手で…ぜひ入れてください』

勇太『よろしくな！それと一緒に暮らすんだったらタメでいいよ』

その2週間後、ようやく準備が整ってシェアハウスに仲間入りした。

その日は2人が歓迎パーティーみたいなのを開いてくれて、たくさん話した。

2人が中学からの親友ってことを知って

俺は覚えてる限りのちっちゃい時の兄たちの話とか、あとは恭平について話した。

勇太『そしたら今度弟くんとその友達に遊びにきてもらおうよ！』

この一言で玄樹くんも大賛成してくれて、計画を立て始めた。