フィンくんガチオタ少女、どうやらかなり騒がしい日常を送っているようで。【マッシュル】

ガチオタ少女とプレゼント ページ13

Aside


結局、今日一日手は繋いだままでした。


ご飯の時、言われたんです。


『食べられないんで離してもらってもいいでしょうか……？？？』


「だめ」


『うぅ……．フィンきゅん……』


「口を開けろ」


『え』


「食わせてやる」


『遠慮したいですね？！？！恥ずかしいです！！！！！！！』


まあ結局無理矢理食わされたんですけどねあはは


『久しぶりのおでかけ、楽しかったです』


「！！」


『今日はありがとうございました』


「あの、さ！！Aちゃん」


『？どしたの？』


「これ、さっきお店で見つけて、それで……Aちゃんに似合いそうだなって思って買っちゃったんだけどさ…………………貰ってくれる？」


『？！いいの？！？！』


はい！！と言いフィンきゅんが渡してくれたのは黄色の輝く石が嵌められたネックレス。


綺麗！！！！！！！


「……俺からもあるんだが」


『パイセンも？！？！？！』


あからさまに顔を顰めて言われた。


「パイセンと呼ぶな」


『さーせん』


「…………………やる」


パイセンが渡したのは細長い棒に綺麗なガラス玉や紐飾りのついた物。


『……これは？』


「カンザシ……と言う物だそうだ。髪飾りに使え」


カンザシ……ね。今度付けてみよっかな！！！


『また、来ましょうね！！』


そう言って二人に笑いかけた。


ら、硬直された。なんでぇ？？？

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