フィンくんガチオタ少女、どうやらかなり騒がしい日常を送っているようで。【マッシュル】

ガチオタ少女と猫 ページ1

Aside


「ぎゃぁぁぁあぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！」


フィンくんの悲鳴が聞こえた。


『何事？！？！』


「Aちゃん……今はこっち来ないで……」


隣の部屋だし3秒で駆けつける。


【問い】今の302号室の状況を説明せよ。


フィンきゅんは布団にくるまって来ないで……と言っている。


おそらく少し聞こえる水の音はマッシュくんが顔を洗っている音だろう。


結論。1から100までわからん。


「お、Aちゃんのパジャマとはレアですな」


『おはよう、マッシュくん。叫び声が聞こえたから慌てててさ』


な ん か 付 い て る


『その頭のものは一体？？』


「頭？」


『猫耳だよ、猫耳』


よく見ると尻尾もあるし。


「これ？起きたらなんかついてた」


フィンくんにも付いててさ、と語るマッシュくん。


聞き捨てなりませんねぇ？！？！？！？！？！


『ごめんねフィンくん！！！！！！！』


「わぁっ！？」


布団をひっぺがすと猫耳&尻尾付きのフィンきゅんが丸まっていた。


「……変だから見て欲しくなかったのに…」


少し赤い顔。涙目。上目遣い。猫耳。


尊いの具現化か？？？


『グァッッッッッッッッッッッッッッッッ』


「Aちゃん？！？！？！」


『それは反則だよ…………』


「Aちゃん倒れちゃった」


今日の学び:猫耳×フィンきゅん＝国宝

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