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いきなりラブストーリー ページ8
「顔、怖っ！(笑)」
振り向いた私を見て笑った。
現れたな、天敵…
「神ちゃんの席どこ？？」
無言で隣を指差す…
「ええなぁ〜…こんな距離で顔見れるやん」
神ちゃんの椅子に座って、グッと近づいて至近距離で目が合う。
「神ちゃん、こんな近づく事ありません」
「こんな近づいたら、神ちゃんでも許さへんけどな」
そう言って、またキスされる…
「だから！！！」
当たり前に行われるその行為に違和感しかなくて、キスしてる状態でツッコミを入れた。
「キスしてる最中に喋る人初めて見た(笑)」
「なんで勝手にキスするの？？バカなの？」
「バカかも(笑)」
ふざけてバカみたいな顔して戯ける…
ムカつくんですけど…
次の瞬間、急に真顔になって…
「バカみたいに好きやから」
その後のキスはおとなしく受け入れてる私も、同じくらいバカ…
バカみたいな人がバカみたいに好きになっていた。
後から神ちゃんに聞いた。
研修の時から、しげは私を好きだったと…
異動希望がやっと叶って、本社に来た事…
いきなり現れた天真爛漫な人にいきなりキスされて、いきなり始まったラブストーリー。
終わり
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作者名：めい | 作成日時：2020年10月2日 23時
