W.box (ページ24)

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プレゼントページ24

目を閉じたら、鳴り出した携帯。

「寝てた？ごめんね、大丈夫？？」

「平気、平気」

「今から行ったら怒る？」

ギリギリ終電乗れたって…

怒るわけない……
オレがどんだけ女々しく会いたいって思ってたか教えてやりたいくらい。

「待ってる」

「あ、明日仕事だよね？やっぱりやめておこうかな？」

オレの待ってる聞こえなかったんかい！って、ツッコミそうになってやめた。

「会いたいなぁ～…Aに会いたい」

「すごいかわいい子になってる(笑)
ありがと、向かうね」

30分くらいして来てくれたA

冷たくなったコートごと抱きしめた。

「今日どうしたの？なんか変だよ」

甘ったれだねって、オレの腕の中で笑った。

「A………」

「ん？」

「一緒に暮らそ」

「本気？」

「いつもオレんとこに帰って来て欲しい」

もう、会える会えないとか考えたくない。

確認なんかしないで、当たり前に帰って来て欲しい。

ちょっとビックリした後に笑って……

「うん、嬉しい」

最高のクリスマスプレゼントだって、嬉しそうな顔を見て、もらったのはオレの方やのにって思った。

いつまでもその笑顔を1番近くで見れるように、幸せにするって、心の中で誓った。

終わり

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だいぶ出遅れて年明けて春が近づいてました(笑)

神ちゃんクリスマス編があったんですが、今になりました。
すみません。

読んでくださり、ありがとうございました。