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神「あの、お母さん寝ちゃったんやけど…」
開ける前に聞こえてきた声。
「すみません」
神「勝手に帰るんも悪いかなぁ〜…って、
部屋まで来て、すいません」
「全然大丈夫です」
2人でリビングに戻ると、コタツで爆睡中のおばさん。
「お母さん!神山さん帰るって!」
神「あ、かわいそうやから起こさないで」
「なんか、すみません。
一度寝たら全然起きない人なんで」
神「大丈夫です」
「神山さんが来るって、早起きしてたからだと思います(笑)
仕込みがんばってました」
「ありがたいな」
そう言って柔らかく笑うアイドル。
神「じゃあ、おじゃましました」
「忙しいのに、母に付き合ってくれて…
ありがとうございました」
神「いや、こちらこそです」
玄関でお見送り。
神「なんかありました?」
「お母さん?」
神「Aさん」
「私?」
神「帰ってきた時、前会った時と表情違ったから」
「……いや、大丈夫です」
神「お母さんもなんかへこんでたで、Aさん帰って来てから」
「神山さん、付き合いたての彼女に実家誘われたら引きます?」
アイドルさんになに聞いちゃってるんだろ?私……
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作者名:めい | 作成日時:2021年3月1日 19時