母の友達

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いつもと違って4人の食卓。
お父さんは終始嬉しそうに飲み過ぎてしまいコタツで爆睡。
お母さんは食べ過ぎて爆睡。
ホントに似た者夫婦…


「なんか、すみません」

神「なんで？」

「こんな両親で…」

神「Aは幸せやな、こんな素敵な2人の子供になれて」

「そう、なのかな？…よく分からないけど…
なんでも話せる雰囲気作ってくれる2人なんで、それは良かったかな？」

神「いつかこんな家庭もてたら良いなって本気で思う」

真剣な顔で私を見て、ふわっと笑うと…

神「Aとな」

「…泣く」

神「なんでやねん」



そう言って笑う神さまとまたまた嬉し泣きの私。

私の涙を両手で拭うと…
2人のファーストキスは爆睡の両親の前だし、コタツだし、色々ムードはないけど…

大好きな人ばかりの空間で幸せが増していく気がした。


お父さんの「うぇーい」って、寝言でビックリして離れた2人。


「なに、うぇーいって」

神「さすがやな、寝言もセンス良いなぁ〜」


2人で笑った。






お母さんの友達がいつからか好きな人になって、
そして恋人になれて、
いつか本当に家族になれたら幸せだな…って、
目の前の笑顔に夢みていた。









母の友達 終わり。









最後まで読んでくださり、本当に本当にありがとうございました！
感謝しています。

今は短編が書きたい気分なので、更新遅いですがまた遊びに来てくれると嬉しいです。
では、また…。

作者より

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