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私の名前を呼んだのは、神山さんだった…
神「なにしてん」
「え?」
驚いてるのは私だけじゃなくて、一緒にいた男の人も神山さんの威圧感にちょっと怯んでいた。
神「誰?」
お母さんと楽しそうにしてる神山さんとか、明るいイメージしかなかったから、そのギャップに私もちょっとビビっていた。
神山さんの圧に負けて男の人は、
友達の友達です。って、自己紹介、
気持ち悪くなったみたいで送ろうかと…って、言った。
この人もビビってウソついたな…
神「オレが送るから、荷物貸して。
あと、手離して」
バッとすぐに私の手を離して、持っていた私の荷物を神山さんに渡して男の人は戻って行った。
神「気持ち悪いん?」
「少し…吐いたら楽になりましたけど」
神「帰ろ、送るわ」
「いや、1人で大丈夫です」
神「全く説得力ない、また変な男に絡まれんで」
「はい。すみません…」
神山さんのであろう車に乗った。
「神山さん、抜けて大丈夫なんですか?」
神「うん」
そう言ったけど、車が動き出す前に誰かにメールしていた。
大丈夫かな?
その姿に申し訳ない気持ちになっていた。
携帯を置いて、助手席の私を見るといつもみたいに優しい顔で笑った。
神「大丈夫やって」
そう言って私の頭をポンポンってした。
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作者名:めい | 作成日時:2021年3月1日 19時