ハニーマスタード

カオスな一帯 ページ20

桐「存在はなんとなく知ってたんよ、でも実際会ってないから、な？」

望「オレ嘘ちゃうか？って思ってたけどな。
ほとんど彼女の話なんてしないしな、しげは」

「そういうタイプですよね〜…人懐っこそうに見えて意外と自分のことは言わないですよね」

桐「そうなんよ！1番謎多いな、しげが」

「私もいまいち分かってないところありますもん」

望「付き合ってどれくらい？」

「一年ちょっとですね」

望「思ったより長っ！」

桐「ほんまやな、全然気付かなかった」

望「ラブラブするときはしげどうなるん？」

桐「分かる！オレもそれが気になっててん！」

望「謎多すぎて、一時期しげ童貞ちゃうか？って思ってたもん(笑)」

桐「ヒャハハ！分かる分かる(笑)」

「童貞ではないですけど…」

望「そっか、アイツも知ってたんやな」

桐「年下に心配されてるし(笑)でもなんか安心したわ」


2人でまた爆笑。

あまりにもここ一帯が盛り上がっていたから、休憩中の他のメンバーもゾロゾロやって来た。


「お疲れ様です」

神「お疲れ様です。楽しそうやな(笑)」

濱「なんでみんな仲良しなん？」

望「濱ちゃんは知らなくていい」

濱「なんでやねん！」

流「これ食べていい？」

「あ、どうぞ」

流「ありがとう」


みんながワイワイする中それに気にする様子もなく私の近くにあったお菓子を食べ出した藤井さん。

相変わらず状況が分からずにいる濱田さん。

ニコニコ話に入るご近所の神山さん。

2人で盛り上がる桐山さん&小瀧さん。

その中で仕事をする私。



なんだこのカオス。

またはかどらなくなった仕事。

汚名返上→←笑う男

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す