検索窓
今日:6 hit、昨日:10 hit、合計:251,006 hit

5話 ページ6

柊「今の爆破で君たちはこの教室と隣の美術室そしてトイレ以外は行けなくなった。
完全に退路を断たれた事になる。」



魚住「全然話についていけないんだけど」


結城「え、これドッキリだよね?」


柊「勿論、リアルだ。」



柊「ちなみにこの学校にはさっきみたいな爆弾が至る所に仕掛けられている。」



逢沢「この教室にも爆弾があるってことですか?」



柊「いち、に、さん、」



天井を指差しながら爆弾の数を数える。

皆は騒然とし、後ずさる。



柊「わかったら、席につこうか?」


静かに席に着く皆。
朝とは大違いの雰囲気に驚いてしまう。

まぁ、それもそうか

先生が窓の様子を見ていると、後ろに目でもあるかのように携帯を触って助けを求めようとしている生徒に、「はい、携帯ストップ!」と注意した。



柊「これから皆の携帯と鞄を回収するから


もし、余計なことをしたら…


バ--ン!(ガタタッ!)」



柊「それが嫌ならこの中に全部入れろ。」



皆洗脳されたように従う。

反抗する人もいるけど、すぐに先生に遮られる。


そして私の番になった。

先生に従い、白い袋に鞄と携帯を入れた。


先生を見ると、やっぱりあの笑顔で

柊「ごめんな、」

と言った。


私は先生のが謝ったのに少し驚いた。


謝らなくていいです。と言うように私は首をぶんぶんと横に振った。



そして隣のさくらの番になった。



茅野「なんでこんなこと…一体何が目的なんですか。」



さくらが皆が聞きたいだろうことを先生に聞いた。


柊「気になるよなぁー。」



全員の携帯と鞄を没収したあと、先生は前に立ち



柊「君達が人質になったのには理由がある。」

クラス全体を見渡しながら言った。


キ-ンコ-ンカ-ンコ-ン


柊「はい、きりーつ。…起立だよはい、きーりーつ!」


全員が起立しないのを見かねてか先生は腕まくりをして時計を見せる。


すると後ろの瀬尾君を先頭に皆が席を立つ。
私も席を立ち、先生を見る。

柊「これから俺の授業を始める、礼。」


先生の号令に従って頭を下げるも、全員が下げていなかったせいか、先生はもう一度腕時計を見せて号令をかけると、全員が礼をした。



柊「…着席」


皆が席に座ったのを確認し、先生は質問をなげた。

6話→←4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (337 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1169人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

玲亜(プロフ) - お久しぶりです!わたしもTVer見て、再熱致しました笑更新応援してます!! (6月15日 7時) (レス) @page28 id: d400c2c0a7 (このIDを非表示/違反報告)
夏稀 - とても面白かったです!続きが気になりすぎます!更新頑張ってください! (2019年1月14日 16時) (レス) id: 2c5245a4fc (このIDを非表示/違反報告)
- とても面白いかったです!続きが気になるので更新頑張ってください! (2019年1月14日 14時) (レス) id: 52b2f1d4d3 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - これからも楽しみにしてます! (2019年1月13日 18時) (レス) id: da8927da21 (このIDを非表示/違反報告)
ちょん - とても面白いです! (2019年1月13日 18時) (レス) id: da8927da21 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:めみ。 | 作成日時:2019年1月9日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。