【3年A組】平 凡 人 質 少 女

15話 ページ16

空を見るともう空が赤くなりつつあった。


「大体、なんでアイツが景山のことなんか気にすんだよ」


宇佐美「そもそもぶっきーって澪奈が死んでから担任になったんだよね…だったら関係ないじゃん。」


水越「一昨年うちの高校来たばっかだし」


小宮山「けどおかしくない？一昨年来たばっかの教師が担任になるなんて…」



逢沢「多分志願したんじゃないかな？僕が前に景山のドキュメンタリー映画を撮ろうとしてたのは皆知ってると思うけど、その時…景山と谷口をモデルに描いてるところを見た事があるんだ。」

突然逢沢君の口から私の名前が出てきて少し驚く。


甲斐「は？まじかよ、A…」


『あぁ、うん。よく澪奈ちゃんとモデルさせてもらってた。』


隼人はそれを聞き、何故か怒ったような顔をする。

おかしいのかな？美術ってよくモデルをしたりしてもらったりするのに…


逢沢「しかも僕が撮影した景山の映像全部ダビングしてくれって頼まれたし…しかも谷口が入ってるのもダビングしてくれって…」


私が入っているのも？
それは知らなかった…

逢沢君の発言に皆引いたように先生を気味悪がる。


宇佐美「きんも、えそれ好きってこと？」


石倉「まじかよ！それじゃただのロリ…((ﾊﾞｼｯ」

石倉君が言いかけたことを止めるように須永君が石倉君を叩いた。
そうだ。忘れてはいけない、ここにはカメラがあるってことを


甲斐「言ってやれよ！自分の気に入った生徒が自○した理由を知りたいただの…ロリコン変態教師！」



隼人も懲りないな…先生が澪奈ちゃんが自○した理由そんなんじゃないと思うんだけど

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